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【京成杯】名牝のひ孫再戦注目!シークレットランVsランフォザローゼス


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【京成杯】名牝のひ孫再戦注目!シークレットランVsランフォザローゼス

 土~月曜の3日間開催となる年明け2週目の中央競馬は、月曜メインで3歳馬の重賞、京成杯(中山、GIII、芝2000メートル)が行われる。2歳日本レコード決着となった昨年暮れの葉牡丹賞で1、2着だったシークレットランランフォザローゼスが再戦。ともにオークスダイナカールの血を引く近親同士の2頭が、激しいバトルを繰り広げる。

 春のクラシックをにらんで、良血2頭が再び相まみえる。葉牡丹賞1、2着のシークレットランランフォザローゼスは、どちらも1983年のオークスダイナカールを曾祖母に持つ近親馬同士。前走と同じ中山芝2000メートルでの再戦だ。

 スタートで隣の馬に寄られて後方からの競馬になった前走のシークレットランは、残り800メートルから馬群の外を一気に進出。直線では好位のランフォザローゼスを外に出せないようにブロックしながら抜け出し、そのまま1分59秒6の2歳日本レコードで駆け抜けた。

 デビュー戦こそ後のGIII東スポ杯2歳S2着馬アガラスに敗れたが、2戦目の中山芝1800メートルで勝ち上がっての連勝。田村調教師は「パワータイプだから荒れた馬場がいいと思っていたのに、レコードで走ったのには驚いたし、自信になった」とうなずく。

 1週前追い切りは、美浦Wコース5ハロン67秒2をマーク。新馬が相手とはいえ、馬なりで1馬身突き放して好調ぶりをアピールした。トレーナーは「ここも結果を出して、クラシックにつなげたいね」と、3連勝に意欲たっぷりだ。

 対するランフォザローゼスも負けていない。祖母は女傑といわれたエアグルーヴで、2017年のセレクトセール1歳セリで1億3500万円の高値が付いた評判馬だ。前走は直線で外から押し込められ、馬群の狭いところを突かざるをえない状況でも、諦めずに走って2着に食い込んだ。

 藤沢和調教師は「窮屈な競馬になってしまったからね。仕方ない」と競馬の難しさを口にしながらも、「デビュー前より馬が良くなっているし、クラシックに乗せたい血統の馬。賞金を加算したいね」と、こちらも春の大舞台に思いをはせる。

 2冠馬ドゥラメンテや香港GI勝ちのルーラーシップなど、活躍馬を輩出する一族から同じ年に生まれた2頭のバトル。新春早々、中山で第2ラウンドのゴングが鳴る。

京成杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

★近親馬の重賞ワンツー

 近親馬同士が対戦するケースはまれにあるが、重賞で上位独占となると容易ではない。近年では2016年のGIIアメリカジョッキークラブCで1着ディサイファと2着スーパームーン(ともに5代母がSoaring)が同じ牝系の出身だった。障害レースだと、01年の中山大障害で1着ユウフヨウホウ(4歳)、2着ゴーカイ(8歳)が兄弟ワンツーを成し遂げた例がある。

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