中央競馬ニュース

【スポ京都金杯】パクスアメリカーナ、初重賞奪取

 0   0   796
シェアする  x facebook LINEで送る
【スポ京都金杯】パクスアメリカーナ、初重賞奪取

 第57回京都金杯(5日、京都11R、GIII、4歳上オープン国際、ハンデ、芝・外1600メートル、1着本賞金4100万円 =出走17頭)川田将雅騎乗で1番人気のパクスアメリカーナが力強く抜け出して重賞初勝利。金杯は東西とも芦毛馬のVとなった。タイム1分34秒9(良)。5番人気マイスタイルが3/4馬身差の2着で、さらにクビ差の3着が11番人気のミエノサクシードだった。

 正月競馬の熱気が充満したターフを、豪快に突き抜けた。明け4歳のパクスアメリカーナが、重賞ウイナー6頭を退けて初タイトルを奪取。今年の飛躍を感じさせる走りに、川田騎手は端正な顔をほころばせた。

 「重賞なので楽には勝てませんでしたが、きっちり競馬を組み立てて、しっかり勝ちきってくれました」

 初めて臨んだ古馬混合重賞で、堂々と横綱相撲を演じた。外枠の先行勢を行かせてその後ろにつけると、馬群の外めをスムーズに回って直線へ。先に抜け出したマイスタイルを力強い脚いろで捕らえ、3/4馬身の着差以上に余裕を感じさせる快勝だった。

 「7カ月休んだ間に、心身ともに成長してくれました。もともと期待していたので、ようやくという感じです」

 満足げにうなずいたのは中内田調教師。昨春のNHKマイルC6着後、成長を促すために放牧へ出した。12月に復帰後は充電効果てきめんで、リゲルSに次ぐ連勝。昨年のジャパンCを制した3冠牝馬アーモンドアイを筆頭に“最強世代”の呼び声高い明け4歳世代が、引き続き主役を担っていく。 (川端亮平)

★アラカルト

 芦毛馬 同日の重賞Vは1997年5月3日(青葉賞トキオエクセレント、アンタレスSエムアイブラン)以来、22年ぶり。東西金杯Vはグレード制導入後初めて。

パクスアメリカーナ 父クロフネ、母グローバルピース、母の父サンデーサイレンス。芦毛の牡4歳。栗東・中内田充正厩舎所属。北海道新ひだか町・千代田牧場の生産馬。馬主は(株)山紫水明。戦績8戦4勝。獲得賞金9770万3000円。重賞初勝利。京都金杯は中内田充正調教師が初勝利、川田将雅騎手が16年ウインプリメーラに次いで2勝目。馬名は「アメリカによる平和」。

この記事はいかがでしたか?
ナイス (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る