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【馬場の有利不利、教えます!】ホープフルS 有馬記念当日とは異なるコンディション!意識を内めに寄せたほうがベター!
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5回中山ならびに23日の中山芝のレース結果、近年のホープフルSの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
さきの日曜日は、午後から降り始めた雨の影響を受けて、9R以降の芝コースは力を要するコンデイションに変貌。差しが届きやすい馬場状態に様変わりした。半面、月曜日以降の降水量はゼロ。火曜日には散水作業を実施している。雨が少しでも降れば、緩んでしまうセッティングではあるが、逆の場合は硬くなりやすいということだ。つまり、本日のコンディションに中~外優勢だった有馬記念の結果をそのまま当てはめるのは得策ではない。
乾けば乾くほど、内枠や内めを先んじて通る馬の上位占有率が高くなるのが、今開催における中山芝コースの特徴。中間の降雨ゼロかつ当日の降雨の可能性が低いとなれば、意識を内めに寄せたほうがベター。そのなかでも、距離ロスの少ない中~内を運べそうな決め手上位の馬を優先したほうがいいかもしれない。枠順なら、1~4枠あたりが優勢とみるべきだ。
血統面については、5回中山開催の芝2000mの結果を検証すると、父あるいは母父にサンデーサイレンス系種牡馬を持つ馬が好調。とりわけ、芝2200m以上のG1を制している種牡馬の活躍が目立つ。ほかでは、父もしくは母父にキングマンボ系種牡馬やロベルト系種牡馬を持つ馬の好走例が多い。キレよりも持続力に優れたタイプが幅を利かせているので、その点には注意を払いたい。
また、近年のホープフルSの上位馬をみると、父あるいは母父にサンデーサイレンス系種牡馬を持つ馬の活躍が顕著。ロベルト系種牡馬を父もしくは母父に持つ馬の上位入線も目につく。両系統ともにキングマンボを内包している馬が攻勢を強めており、同様のタイプが出走してくれば格好の狙い目と言えよう。
直近の中山開催ならびに近年のホープフルSの傾向をまとめると、サンデーサイレンス系種牡馬あるいはロベルト系種牡馬を父あるいは母父に持ち、なおかつキングマンボを内包している馬が有力とみるべき。なかでも、2014年以降の勝ち馬すべてに共通する前走芝2000m出走馬に注目したい。
今年のホープフルSの出走メンバーで、血統面および先述した馬場傾向の要点を満たしているのは、②ブレイキングドーン、③キングリスティア。当欄では、この2頭を狙いどころとして推奨する。
ウマニティ重賞攻略チーム
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