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東西サンスポの精鋭記者が、1週間の密着取材でGIの勝ち馬を探し出す『東西現場記者走る』。1年の総決算・有馬記念(23日、中山、GI、芝2500メートル)は大阪サンスポの山口大輝記者(27)が担当する。今秋のGIで評価を急上昇させたキセキ。GI3連戦目で、前走ジャパンC2着の反動も気になるところだが、陣営は問題なしを強調。状態面に問題がなければ、最大級の警戒が必要な1頭だ。
今年の競馬もいよいよ大詰めを迎えた。有馬記念ウイークは、何度経験しても高揚感があって、自然と気合が入る。初めて師走のグランプリで密着連載を担当した昨年は、◎シュヴァルグラン3着で涙をのんだ。今年は、何としてもリベンジを果たしたい。連載初日は競馬開催日のため、滋賀・栗東トレセンの開門時間は午前3時30分。今年、初めて調教スタンドの温度計がマイナスを示しているのをみた。氷点下1度の冷気が身にしみる。
狙いを定めたのは、この秋のGIで評価を上昇させたキセキ。天皇賞・秋では先手を奪って厳しいペースをつくり、6番人気ながら3着に好走。前走のジャパンCでもアーモンドアイの勝ちっぷりに目が行きがちだが、芝2400メートル2分20秒6のスーパーレコードを作り出したのは、間違いなくこの馬の逃げだ。となると、GI連戦の疲れと前走の反動が気になる。
この日は、4ハロン56秒5-13秒1で登坂。この馬らしい力強いフットワークを見せた。作業が終わるのを待って、厩舎に直撃。清山助手に、状態面を聞いた。
「前走後は、心臓もそうですし、肺の音も筋肉の感触も何度もチェックをして慎重にやってきた。こちらも不安に思っていたけど、獣医師が『ジャパンCに向かうときよりもいいんじゃないか』と言ってくれて、ビックリしました」
今回のメンバーで、今秋GI3戦目となるのはこの馬のみ。肉体的にも精神的にも極限の戦いとなるGIだけに、消耗も大きくなりやすい。へこたれてもおかしくないが、さらに上昇しているというのだから驚きだ。
春の日経賞9着以来となる中山芝2500メートルの出走だが、「参考外でいいです。あのときとは、体調面を含めて全く違います」と清山助手はキッパリ。跳びが大きいだけに、トリッキーなこのコースは合わないようにも思うが、自分でレースをつくれる“逃げ”という武器を手にした今なら…。同助手は「常識を覆すペースでこの2戦は組み立てができた。ジョッキー(川田騎手)も自信を深めたことでしょう」と力強くうなずいた。
「ジャパンCのパフォーマンスをこちらも期待しているし、その頂が見えるところまできた。あとは残りの1週間」という言葉に、“最高の状態に仕上げる”という強い意志を感じた。古馬の頂点に上り詰めるのか。1週間注意を払いたい。 (山口大輝)
東西現場記者走る 2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西の精鋭記者が1週間の密着取材で勝ち馬に迫る。今週は通常より一日早く月曜付からスタートし、結論を出すのはレース当日のサンケイスポーツ紙面。山口記者は初めて連載を担当した16年のエリザベス女王杯で、3連単15万8930円を◎◯▲の大本線で仕留めた。昨春の安田記念も◎△◯で3連単28万3000円を的中している。
★有馬記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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