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【ズバリ!調教診断】朝日杯FS 2歳Sウイナー3頭いずれも好仕上がり!大外のクロフネ産駒も侮りがたし!


ウマニティ


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日曜日に行われる朝日杯FSの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


クリノガウディー
この中間は栗東坂路で調整。1週前追い切りは終い重点の内容で、ラスト2F25秒2-12秒3の好ラップを記録。今週はビッシリと追われ、4F51秒6、ラスト2F24秒5-12秒2の好タイムをマークした。攻め巧者だけに過度の評価はできないが、ブレの少ないフォームでグイグイと登坂するさまは見ごたえ十分。テンションを維持できるようなら、一考の価値はある。

グランアレグリア
今週の追い切りは南Wで併せ馬を実施。ラスト3Fを13-13で収める折り合いに主眼を置いた内容だったが、最後まで我慢を利かせてゴール。その直後に鞍上が軽く促すと、アッという間に併走馬を突き放した。少しハミを先取りしてしまう点は気になるが、パワフルなフットワークは目を引くものがある。乗り込み量の不足もなく、気配は間違いなく前回以上。あとは気持ちの高ぶりを実戦で抑えられるかどうかだけ。

アスターペガサス
1週前に栗東CWで及第点の時計を記録。同じくCWで行われた今週の追い切りでもマズマズのラップを計時した。一方で、肝心の動きについてはイマイチ。首と四肢の連動性に欠け、ギクシャクしている印象。脚元の回転力をみるに、相応の脚力を備えているのは間違いないが、全体的な走りを検証する限り、距離延長に対する疑問は残る。今回は厳しいレースになるのではないか。


ドゴール
最終追い切りは南Wで併せ馬を実施。重めのコンディションのなか、4F52秒ソコソコ、ラスト1F12秒台半ばのラップを軽々と記録した。調教映えするタイプなので、過度の評価はできないものの、重心の低いフォームから繰り出す小気味よい脚捌きは目を見張るものがある。輸送をクリアできれば、侮れない1頭になるかもしれない。

マイネルサーパス
この中間は坂路と南Wを交えて調整。順調に調教本数を重ねており、少なくとも体調面の不安はない。最終追い切りでは併走遅れを喫したが、鞍上の手は持ったまま。ゴール後はきっちりと追いついているので、気にする必要はない。なにより、最後まで集中力を切らさず、安定したリズムで走っていたところは好感が持てる。警戒を怠れない1頭と言えよう。

アドマイヤマーズ
栗東CWで実施した1週前追い切りでは、ラスト1F11秒台半ばの好ラップを記録。併走相手に手ごたえこそ劣勢だったが、3頭併せでしっかりと負荷をかけた点は評価できる。栗東坂路で行われた今週の追い切りでは、バランスのとれたラップを記録&僚馬を圧倒。キレはあまり感じられないものの、タフなコンディションをものともせず、力強く登坂するさまは迫力十分。ここでも好戦可能のデキとみる。

ソルトイブキ
1週前に栗東坂路で2F24秒8-12秒3の好ラップを記録。栗東CWで行われた今週の追い切りでも、ラスト1F12秒近辺のラップを刻んだ。半面、頭の位置が高く首のアクションが安定していない印象。回転の鋭い脚運びをみるに、大きなデキ落ちはないと思うが、前回からの上積みに関しては疑問符がつく。今回はマイナス評価と厳しくジャッジしたい。

ディープダイバー
コンスタントに使われいるが、栗東坂路主体に乗り込み量は十分すぎるほど。2週前、1週前とラスト1F12秒台前半のラップを計時。今週の追い切りでも上々の動きを示した。派手な時計を刻んでいるわけではないが、回転力豊富なピッチ走法で楽々と登坂するさまはなかなかのもの。デキに不足はなく、上位の一角に食い込んできてもおかしくはない。

イッツクール
今週の追い切りは栗東CWで3頭併せを実施。マズマズの時計を記録&追走先着を果たした。ただし、走り自体は今ひとつ。首の可動域が狭く、前肢もスムーズに伸びていない。そのぶん、追い出してから加速がつくまでにかなり時間を要している印象。明確なプラス要素は窺えず、良化途上の感は拭えない。今回は見送りが正解ではないか。

ヒラソール
今週の追い切りは栗東坂路で実施。終い重点の内容だったが、バランスのとれたラップを記録した。ただし、肝心の動きはイマイチ。頭の位置が高いうえに、首のアクションが安定せず、とにかく見映えが悪い。こうした感じで勝ち上がった馬ではあるものの、今回の舞台で好パフォーマンスを示せるかどうかについては疑問。ここは様子見が賢明だろう。

ケイデンスコール
1週前に栗東CWで行われた併せ馬では後れをとった(ほぼ併入)が、手前が替わらないうえに、相手は調教巧者のファッショニスタ。走破タイムは決して悪くないので、過度に意識する必要はない。場所を栗東坂路に移した今週の追い切りでは活気あふれる走りで、僚馬にキッチリと先着。ひと追いごとの良化が顕著で、仕上がりは上々の部類。逆手前の課題を克服できるようなら、上位争い可能とみる。


コパノマーティン
すでに6戦消化していることもあってか、前走後の初時計は9日と遅め。それもサッと流す程度とあっては強調材料に欠ける。栗東CWで行われた今週の追い切り時計もしっかりと攻めた割に平凡。動きについても、推進力が上に逃げるような感じで進みが悪い。前回から大きく変わったところは見受けられず、今回は静観が妥当だろう。

ニホンピロヘンソン
栗東坂路で行われた1週前追い切りでは4F51秒5のラップを記録した一方で、後肢が流れ気味の完歩が目についた。同じく坂路で実施した最終追い切りの走りも今ひとつ。前肢の掻き込みは力強いが、後肢の踏み込みが甘く、全体的に非力な印象を受ける。距離延長+相手強化のG1では苦しいのではないか。

ファンタジスト
栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、ラッシュ時で混雑するなか、4F49秒5、ラスト2F24秒1の猛ラップをマーク。今週の坂路追い切りでは、前に馬を置いて我慢させるかたちをとり、鞍上に促されると鋭く反応。最後はキッチリと先着を果たした。1週前と今週の内容を確認する限り、デキ落ちはまったく感じられない。上々の仕上がり。

エメラルファイト
この中間は南Wで調整。1週前に併せ馬を行い、目立つ時計こそ出ていないが、遅れているわけではないので、過度に不安視する必要はない。今週の追い切りでは、力を要するコンディションにもかかわらず、5F66秒台、ラスト1F12秒台半ばの好ラップを記録。鞍上の仕掛けに対する素早い反応と均整のとれたフォームはなかなかのもの。輸送をクリアできれば、面白い存在になるかもしれない。



ウマニティ重賞攻略チーム

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