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【覆面記者の耳よりトーク】朝日杯FS
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今週の『覆面記者の耳よりトーク』は、朝日杯FSを取り上げる。トレセンでの取材から、D杯2歳Sを勝ったアドマイヤマーズを推奨する。完成度が高く、パワーもあるので多少の馬場渋化は気にならない。穴候補には距離短縮がプラスのクリノガウディーが浮上。紅一点のグランアレグリアには、初めての長距離輸送を不安視する声があがった。
◇
記者A グランアレグリアの1強ムードやけど、まだキャリアの浅い2歳戦。絶対視するのはどうやろな。
記者B 同感です。X調教師は「初めての長距離輸送がどうかやな。この時期の牝馬はちょっとしたことが大きく影響するから」と指摘。死角がない、とはいいきれません。
記者C アドマイヤマーズが男の意地を見せますよ。Z厩務員は「グランもいい馬やけど、完成度ではマーズが抜けてるで。筋肉の張りがあって、特にトモの肉付きがすごい。2歳とは思えん」と絶賛していました。
記者D レース当日の阪神競馬場周辺は「曇り時々雨」で、降水確率90%。雨が降りそうなのもポイントや。V騎手は「2歳は特に走ってみないと道悪の巧拙は分からないけど、ダイワメジャー産駒はこなせるタイプが多い。マーズはパワーがありそうで、前で競馬できるのもいい」と、メリットを挙げとった。
記者B 距離適性が定まっていないので、いろんな路線から参戦してきますが、Q調教師によると「一般的に距離は延ばすより縮める方が簡単」だそうです。前走は力んでいたクリノガウディーは1ハロンの距離短縮がいい方に出そうです。もともと1400メートルでのデビューを予定していましたからね。
記者C ファンタジストは超スローの前走で折り合っていましたが、今回はさらに1ハロンの距離延長。X騎手は「前走は特殊な流れで、レースレベルも微妙。センスは抜群やけど、マイルではやっぱり割引が必要やろ」と話していました。
記者A アスターペガサスも明らかにスプリンター。函館&小倉2歳Sの勝ち馬は厳しい戦いになりそうやな。
★朝日杯FSの枠順はこちら 調教タイムも掲載
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