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朝日杯フューチュリティSの出走馬が確定した。密着取材で勝ち馬を探るGI企画『東西現場記者走る』は、阪神JFを◎→△△→○で的中した東京サンスポ・千葉智春記者(34)が担当する。美浦に移動した4日目は、マイネルサーパスに注目。気性面の課題を挙げつつも、期待を持つ丹内祐次騎手(33)=美・フリー=の言葉に、戴冠の可能性を感じた。
密着取材の折り返しに美浦へ。人気の中心グランアレグリアもいるが、気になっていたマイネルサーパスを追跡した。
前走のきんもくせい特別は、抜け出すと気を抜く面を考慮しながら追い出しを待って差し切り。2歳コースレコードを2秒0も更新した。父アイルハヴアナザー×母の父タマモクロスの配合は一見して地味だが、非凡なスピードと切れを感じる。近3年の優勝馬の共通項『芝1800メートル以上でV歴のある前走1着馬』はこの馬だけ。見逃せない存在だ。
しかし、コンビを組む丹内騎手は調教騎乗が絶えず、なかなか捕まらない。南、北、再び南馬場…と奔走。午前10時頃に騎乗馬と厩舎へ引き揚げるところを“出待ち”すると、「スタンドに行きましょうか」と疲れも見せず対応してくれた。
レコードVには、やはり手応えをつかんだ様子だ。「あの日は馬場が速かったけれど、それでも時計をかなり更新。能力の高さを感じました」。一方で、懸念するのは気性面。「1頭になるとフワッとしたり、ブレーキをかけたり…。ただ、前に馬がいれば真面目。折り合えるから阪神コースは気にならない。仕掛けどころがポイントになります」と見据える。
GIは昨年のダービー(トラスト8着)まで3度経験。初騎乗は2011年天皇賞・春(コスモメドウ競走中止)だが、デビュー2年目の05年もチャンスがあった。くしくも今回と同じ朝日杯FS。弟子のようにかわいがってくれた矢野照正元調教師が管理する、スロクハイネスに騎乗予定だった。それが、レース前日になって左肩跛行のため取り消し。6年後に巡ってきた初騎乗も「ゴールできませんでしたから…」と不運が重なった。
昨年のダービーに参戦して大舞台への思いは強まりつつも、気負いはない。「あの素晴らしい雰囲気で、何度でも乗りたい。賞金を加算すればクラシックにつながる。今のところ緊張はないし、馬の仕掛けどころだけに集中したい。自分で競馬を教えながらダービーに行けたらいいですね」。自身のタイトルよりも、マイネルサーパスとの飛躍を期する言葉に、何よりの手応えを感じた。 (千葉智春)
★朝日杯FSの枠順はこちら 調教タイムも掲載
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