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【チャンピオン】オメガいい時計!初2週連続坂路52秒台
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ダート王を決めるチャンピオンズカップ(12月2日、中京、GI、ダ1800メートル)の追い切りが28日、滋賀県の栗東トレセンで行われた。連覇を狙うゴールドドリームが出走回避と風雲急を告げるなか、JBCクラシック2着から臨むオメガパフューム(栗東・安田翔伍厩舎、牡3歳)は、坂路で力強い動きを披露。中間はデビュー以来で最も厳しいトレーニングを積んで、悲願のビッグタイトル奪取を狙っている。29日に枠順が確定、馬券は12月1日から発売される。
遅れはしたが、態勢は万全だ。GI2着2回のオメガパフュームが、パワフルな脚どりで登坂。ダート王に向けて、上昇をアピールした。
「競馬モードに入っていますし、刺激を与えず併せて気持ちを整える程度。思い描いた調整ができています」
悲願のビッグタイトルへ、安田翔調教師がうなずいた。キングオブコージ(2歳未勝利)を半馬身追走してスタート。力強い脚取りで徐々にラップを上げ、残り1ハロンで内から僚馬に並びかける。最後は1馬身遅れたものの、手綱は抑えたまま。全体は4ハロン52秒8(ラスト1ハロン13秒3)と上々の時計でまとめた。
1週前の22日には自己ベストまで0秒1差に迫る同52秒3で登坂。2週連続で52秒台をマークするのはデビュー以来初めてのことだ。中4週だった前走時(1週前が55秒2、当週が52秒7)よりも、中3週と間隔の短い今回の方が“濃密トレ”を行ってきた。
「これまであまり体に変化がなかった馬ですが、前回よりも丸みがあるように見えます。1回使っての丸みは、すごくプラス材料だと思います」とトレーナー。強い調教を課しても、へこたれるどころか、むしろ成長を遂げている。
「負荷がかからないと前走以上は求められないし、前走で目いっぱいの競馬をした効果が大きかった。調教では、馬がいつでも合図に加速する準備ができています」と、師は“戦闘態勢”に入ったことを明かした。
昨年の覇者でGI4勝の古豪ゴールドドリームの回避で、Vのチャンスがアップ。ジャパンダートダービー(2着)で先着を許した同世代のGI3勝馬ルヴァンスレーヴが注目を集めるが、ダート1800メートルは3戦無敗で、素質は決して見劣らない。
「(中京は初めてだが)今までも初めての舞台で、能力を出せているのは強み。手応えが直結するか分かりませんが、まずはこの馬の走りができる状態で送り出すだけです」と指揮官は締めくくった。
一戦ごとの伸びしろが大きい3歳馬オメガパフューム。史上4頭目の3歳馬Vへ-。並みいる強豪を撃破し、砂の頂点へと上り詰める。 (斉藤弘樹)
★今年の3歳勢は高レベル
今年の3歳世代はレベルが高く、JRAの古馬混合GIで連勝している。マイルCSをステルヴィオ(牡)、ジャパンCをアーモンドアイ(牝)がV。2着にはスプリンターズSでラブカンプー(牝)、JBCクラシックでオメガパフューム(牡)が入っている。交流GIでは南部杯をルヴァンスレーヴがV。3歳馬のレース史上初勝利を挙げた。
★今年開業の安田翔師、7人目初年度GI制覇だ
オメガパフュームを管理する安田翔伍調教師(36)=栗東=は、今年3月に厩舎を開業したばかり。3月4日に初勝利を挙げた馬がオメガパフュームだった。開業初年度のGI勝利は、これまで森秀行(開業2カ月、1993年ジャパンCのレガシーワールド)、南井克巳(同9カ月、2000年ジャパンCダートのウイングアロー)、鹿戸雄一(同9カ月、08年ジャパンCのスクリーンヒーロー)ら6人が挙げている。
★鞍上はCデムーロ
オメガパフュームとコンビを組むクリスチャン・デムーロ騎手(26)=イタリア出身=は、ミルコ・デムーロ騎手(39)の弟で、普段はフランスを拠点に騎乗している。今年は仏5位の100勝を挙げて、GIは仏2000ギニーを優勝。短期免許では何度も日本にきており、JRA通算137勝で重賞9勝。GIは2013年の桜花賞をアユサンで勝っている。
★【斉藤がミタ】さらに馬体膨らみ状態万全
決して派手さはないが、中身の濃さがひしひしと伝わってくる調整過程だ。1週前に強め程度で4ハロン52秒3を計時し、今週は馬なりで同52秒8。もともと攻め駆けするタイプではないが、余力十分にマークしたものだけに価値は高い。いつでもはじけそうな手応えで、追い出していればさらに好時計が出ていただろう。
前走で目いっぱいの競馬をしたダメージどころか、さらに馬体も膨らんで上昇を遂げている。状態面に関しては申し分なさそうだ。
★チャンピオンズCの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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