最新競馬ニュース

【東西現場記者走る】カプリ侮れん!


©サンケイスポーツ


 3,554  9  0

【東西現場記者走る】カプリ侮れん!

 密着取材で勝ち馬を探し出すGI企画『東西現場記者走る』は、JBCに次ぐ連載連勝を狙う東京サンスポの千葉智春記者(34)がジャパンCを担当。連載4日目は外国馬2頭が調整中の東京競馬場に移動し、〔7〕枠(12)番カプリを追跡した。追い切りに好感触を抱き、騎乗したムーア騎手も手応え十分の口ぶり。芦毛の刺客へ警戒を強めた。

 木曜朝は東京競馬場へ。外国馬2頭の調整を見届けるためで、特にカプリが気になっていた。

 昨年の愛ダービー、英セントレジャーと好位抜け出しでGI2勝。今年は始動戦の愛GIIIアレッジドS快勝後に肩を負傷して4戦1勝だが、2走前の凱旋門賞では2番手から3馬身1/4差5着に善戦した。地力は侮れず、ムーア騎手が追い切りに騎乗すると知って感触も聞きたかった。

 国内外メディアに約100人の一般客も見守る中、注目の芦毛は角馬場から芝コースへ。向こう正面から軽快にラップを刻む。直線は馬場の真ん中を伸び、馬なりで7ハロン98秒0、3ハロン37秒3-12秒2をマーク。落ち着いた様子、力強い蹄音に状態の良さを感じた。

 「非常に動きが良く、満足している。輸送もスムーズだったようで、精神面も安定している」

 共同会見に現れたムーア騎手も感触の良さを伝えた。自身の手綱で重賞4戦3勝。「クラシック2勝は一流馬の証明。4歳になって故障もあったが復調してきている。凱旋門賞でも一線級の馬相手に走り、十分に戦えると自負している」。前走の英チャンピオンSは7馬身半差4着だが、中1週で疲れもあった。「回復期間があり、動きも軽くてフレッシュ」と自信を深めた様子だ。

 パワータイプが多いガリレオ産駒で東京の速い芝が鍵。その点は「愛ダービーは馬場が比較的速かった」と証言を得た。相手の研究にも余念がなく、「アーモンドアイにはみんなが注目して対策を立ててくる。戦法は場面場面で判断し、ベストレースができれば」と、2005年アルカセット以来、13年ぶりの外国馬Vを見据えた。

 午後の枠順抽選で〔7〕枠(12)番に決まり「できればもっと内枠が欲しかったが、与えられた条件でベストを尽くしたい」とキーティング調教助手。(1)~(14)番の中では唯一、過去に優勝例のない枠で、高速馬場への適応も確信は持てなかったが、先行力、そして名手の自信が不気味だ。 (千葉智春)

ジャパンCの枠順はこちら 調教タイムも掲載

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月14日()
皐月賞 G1
アンタレスS G3
4月13日()
中山GJ G1
アーリントン G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る