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【エリザベス杯】GI・2着4度のリスグラシューがついに戴冠
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11月11日の京都11Rで行われた第43回エリザベス女王杯(3歳以上オープン、牝馬、GI、芝・外2200メートル、定量、17頭立て、1着賞金=1億500万円)は、GIで2着4度の“シルバーコレクター”だった”3番人気リスグラシュー(4歳、栗東・矢作芳人厩舎)が初コンビのジョアン・モレイラ騎手に導かれ、待望のビッグタイトル獲得に成功した。同騎手もJRA・GI初勝利で、タイムは2分13秒1(良)。
リスグラシューは中団で待機。直線で鮮やかに抜け出し、逃げ粘る昨年の2着馬クロコスミア(9番人気)をクビ差で退けた。連覇がかかっていたモズカッチャン(1番人気)は5番手から脚を伸ばしたものの、3馬身差の3着。レッドジェノヴァ(4番人気)は4着、ノームコア(2番人気)は5着だった。
リスグラシューは、父ハーツクライ、母リリサイド、母の父アメリカンポストという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は16戦4勝。重賞は2016年アルテミスS・GIII、18年東京新聞杯・GIIIに次いで3勝目。エリザベス女王杯は、矢作芳人調教師、ジョアン・モレイラ騎手ともに初勝利。
◆ジョアン・モレイラ騎手「状態が良かったし、スムーズにレースを運べた。(リスグラシューは)間違いなくGI馬としての能力を持っていると思っていたし、その能力を見せることができてよかった。(自身もJRA・GI初制覇で)特別な気持ちになった。ガッツポーズしたことを許してください。これからもGIを取れるようにしたいですね」
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