最新競馬ニュース

【JBCクラシ】オメガパフューム安田翔師「盛り上げられるように」


©サンケイスポーツ


 904  3  0

【JBCクラシ】オメガパフューム安田翔師「盛り上げられるように」

 ダート競馬の祭典・JBC3競走が4日、初めて中央の京都競馬場で行われる。メーンの「第18回JBCクラシック」(1900メートル)で古馬斬りを狙うのが、前哨戦のシリウスSを制した3歳馬オメガパフューム。“フレッシュコンビ”で戴冠なるか-。今年開業のルーキー・安田翔伍調教師(36)に手応えを聞いた。

 --シリウスSで古馬を撃破し、馬にとっても厩舎にとっても重賞初制覇

 安田翔伍調教師「最後は遊んでしまって詰め寄られたけど、前々走のジャパンダートダービー(2着)のときに前に馬を置いて我慢させたことを含め、学習したことを結果に結びつけられたことは収穫だった」

 --前走後は

 「思ったより興奮していたので、2週間ほど放牧に出してリセットした」

 --最終追い切りは坂路4F52秒7、ラスト1F13秒2で1馬身先着

 「先週の段階で体は仕上がった。気持ちの面でもだいぶ集中力が高まってきたので、全体的にある程度負荷をかけつつエキサイトさせないように追い切った」

 --今年の1月にデビューしてまだ6戦のキャリア。夏を越して変わったところは

 「馬体重は変わっていないけど、競馬場では落ち着きが出てきた。そのあたりに精神面の成長を感じる。以前は坂路であまり時計の出るタイプではなかったが、今は水準のタイムを出せるようになってきている。腱とか靱帯といった箇所が強くなってきたんじゃないかな」

 --京都コースは新馬戦を勝って以来

 「従順なタイプで、これまでもいろいろなことをクリアしてきている。どの競馬場でもしっかり能力を発揮できているので、まったく心配していない」

 --前走でテン乗りだった和田騎手が引き続き手綱を取る

 「ジョッキーとは前走の前にこの馬のことについて話し合ったが、考えが一致したし、そのとおりの競馬で勝ってくれた。引き続き乗ってもらえるのはプラス。今回も相談しながらレースに臨むことになるが、またこの馬の良さを引き出してほしい」

 --3歳馬が勝つと2002年のアドマイヤドン以来16年ぶり2頭目という快挙

 「記録がかかっているが、JBCが走り慣れた中央のコースで行われるのはこの馬にとってはいいと思う。初めて中央で行われるのだから、盛り上げられるように頑張りたい」(夕刊フジ)

 ★勝てば02年アドマイヤドン以来

 3歳馬によるJBCクラシック制覇は2002年のアドマイヤドンのみだが、今年の3歳ダート馬は“豊作”。その頂点にいるルヴァンスレーヴは、10月8日の交流GIマイルCS南部杯でGI4勝の王者ゴールドドリームを圧倒した(4着ノンコノユメ、5着オールブラッシュ)。

 オメガパフュームはジャパンダートダービーでルヴァンに0秒3差2着の“世代No.2”。GIIIシリウスSですでに古馬を完封しており、前記ルヴァン、ゴールド不在のここなら十分にV奪取の計算が成り立つ。



 ★前哨戦シリウスSでテン乗り和田の技ありV

 オメガパフュームとコンビを組む和田竜二騎手(41)は、シリウスSでテン乗りとは思えない手綱さばきで重賞初制覇へと導いた。

 「乗りやすいイメージを持っていたが、癖がなくてイメージどおりだった。最後は詰め寄られたが、将来が楽しみになる内容。跳びが大きいのでゴチャつくのは嫌だから、(1コーナーまで距離がある)今回の舞台は合っていると思う」

 6年前のワンダーアキュート以来、2度目のJBCクラシック制覇へ力が入る。

 ◆やすだ・しょうご 1982年7月8日生まれ。滋賀県出身。安田隆行調教師の二男。父の厩舎で厩務員、調教助手を務め、香港スプリント連覇などGI6勝をあげたロードカナロアの調教パートナーとして活躍。2017年に調教師免許を取得し、18年に厩舎を開業。ルーキートレーナーとして同年3月4日に阪神6Rオメガパフュームで初勝利をあげ、同年シリウスSを同じくオメガパフュームで重賞初制覇。先週までJRA通算118戦8勝。

★JBCクラシックの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

3月31日()
大阪杯 G1
3月30日()
ダービーCT G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

3月24日()
高松宮記念 G1
マーチS G3
3月23日()
日経賞 G2
毎日杯 G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャンタルマンタル 牡3
13,291万円
2 アスコリピチェーノ 牝3
10,494万円
3 コラソンビート 牝3
9,942万円
4 シンエンペラー 牡3
9,128万円
5 レガレイラ 牝3
8,278万円
6 エトヴプレ 牝3
8,244万円
7 シックスペンス 牡3
7,287万円
8 スウィープフィート 牝3
7,286万円
9 コスモキュランダ 牡3
6,641万円
10 ノーブルロジャー 牡3
6,495万円
» もっと見る