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【JBCクラシ】ブレイブ、スピード強化で化けた!
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ダート競馬の祭典、JBC3競走が今週のメイン。そのハイライトとなるJBCクラシックの最有力馬ケイティブレイブ(栗東・杉山晴紀厩舎、牡5歳)が31日、滋賀・栗東トレセンの坂路コースで追い切られた。主戦、福永祐一騎手(41)=栗東・フリー=を背に上々の動きを見せ、サンケイスポーツ調教評価は『A』。陣営はこの中間、後肢の強化を図り、3度目のビッグタイトル獲得に向けて態勢は整った。
やわらかな日差しを浴びながら、勇ましい躍動ぶりだ。伸び盛りの5歳馬ケイティブレイブが、勢いそのままに栗東の坂路コースをパワフルに駆け上がった。
「馬場が重くて脚を取られて走りにくそうでしたが、時計は出ていました。1度使われて状態はアップしています」
2週続けて感触を確かめた福永騎手がうなずいた。終始、力みのないリラックスしたフォーム。ラスト1ハロンは13秒3と少し時計を要したものの、余力は十分だ。フットワークは最後まで乱れず、全体時計も4ハロン52秒7でまとめた。
10月19日は坂路(4ハロン52秒9)、24日はCWコース(6ハロン87秒1)で乗り込まれ、仕上がりは万全。鞍上も「先週は時計は遅かったけど、動きのクオリティーが高くて躍動感がありました」と調整過程に満足げだ。
地方の深い馬場に適した「前輪駆動のかき込むような走法」(杉山調教師)で、これまで帝王賞、川崎記念とJpnI2勝を含むダート重賞8勝をすべて地方で挙げてきた。今回は中央の舞台だが、陣営は早くからこのレースを見据えて調教を工夫してきた。
「京都のスピード競馬に対応できるよう、トモ(後肢)に筋肉をつけるための調教をやってきました」と杉山師。軽い調教のときから乗り手が重心を後ろに置いて負荷をかけることで、トモを強化。その成果を、ここで出すつもりだ。
前走の日本テレビ盃は2番手から抜け出して快勝。「昨年(3着)は同じような王道の競馬をしたけれど、伸びきれずに負けた。でも、今年は最後も脚を使って、非常にいい形で勝てた」と主戦は成長を感じている。
京都1900メートル戦は、昨年5月の平安S(5着)以来2度目。進化を遂げた今なら、中央の舞台でも期待は高まる。「競走馬として完成されてきたし、どういう流れでも大丈夫な馬になってきました」と福永騎手が語れば、杉山師も「スムーズに流れに乗って、中央でも勝つことができることをしっかりお見せしたい」と力を込めた。
持ち前のパワーと、磨きをかけたスピードで、ケイティブレイブが勲章をさらに積み重ねる。 (渡部陽之助)
★JpnIとは
日本は2007年に国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の「パートI国」として承認された。現在はICSCの認定を受けたレースが国際GIとして施行されているが、JBC3競走はこれに該当せず、ダートグレード競走の中で最高級を意味するJpnIに格付けされている。地方競馬主催レースの中では、東京大賞典が唯一、国際GIに格付けされている。
JBC 本家・米国のブリーダーズカップを手本として、ダートの各カテゴリーにおける中央&地方のチャンピオン決定戦として2001年に創設。当初は2000メートルのクラシック、1200メートルのスプリントの2レースで行われ、11年に1800メートルのレディスクラシックが加わった。持ち回りで開催されるため、年度によって距離が変更されることもある。今年は、初めてJRAの競馬場で開催。JBCは「Japan Breeding farm’s Cup」の略称。
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