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【東西現場記者走る】グロンディオーズ、絶品伸び脚
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GI連載『東西現場記者走る』で菊花賞を担当する東京サンスポ板津雄志記者(39)は、美浦トレセンで行われた追い切りでグロンディオーズに注目。この秋の大目標に向け、甘やかすことなくびっしり攻めた内容に目を奪われた。昨年のキセキと同じ信濃川特別を勝ったルーラーシップ産駒の菊花賞制覇は今年もあるのか。陣営の感触を探った。
朝一番からWコースを注視していると、目の覚めるような動きを披露した馬がいた。グロンディオーズだ。1週前にしっかりやっているので今週は整える程度かと思っていたが、Wコースの3頭併せでビシビシ追われ、直線では豪快な伸び脚。5ハロン64秒4、3ハロン36秒3-12秒7の好タイムで、外エピックスターを2馬身、中ニシノオクタゴン(ともに500万下)を5馬身ちぎった。
「しびれちゃうよね。ここが秋の最大目標だし、チャレンジャーなのでしっかり攻めた。状態は非常にいいよ」
絶品の動きに田村調教師は大満足だ。前走の新潟戦を勝った後、さらに良化したようで「もともと体幹も心臓も良かったけど、今回帰厩してまた良くなっている。全然違うよ」。長距離輸送が控える中でこれだけ攻められるのは力を付けているからこそだ。
前走の信濃川特別は初対戦の古馬を一蹴し3馬身差の圧勝。「位置を取りに行く競馬をさせた。出負けの後に出していってからためて、また脚を使わせる。エネルギーの使い方としてはきつかったと思うけど、この馬のずば抜けた能力があれば、それでも勝てると思った。持って生まれた気性の良さがありスタミナもすごい。3000メートルが長いとは思わない」と田村師。新潟の長い直線でびっしり追い比べをして、ラスト300メートルで違いを見せた走りは豊富なスタミナの証明だろう。
思えば、昨年はこの信濃川特別を勝ったキセキが菊花賞を制した。同じルーラーシップ産駒という共通点もある。同産駒は芝2300メートル以下で勝率10・2%に対し、芝2400メートル以上の長距離戦では19・0%で信頼度が増す。ある牧場関係者も「(ルーラー産駒は)フットワークの一完歩が大きいタイプが多いので、長い距離に向くのでは」と語る。個人的にダンスインザダークにかわる菊花賞の御用達サイアーになる、と感じている。
コンビを組むモレイラ騎手も「VTRをいくつか見た。3000メートルでも問題なさそうだし、ここでステップアップしてもおかしくない馬。僕も長距離戦が好きだから」と一発を狙う気マンマン。本命を打ちたい衝動にかられたが、まだ時間はあると自分に言い聞かせ、再び栗東へ向かった。 (板津雄志)
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