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【秋華賞】プリモ、2冠馬アーモンドに待った!
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中央競馬は今週から年末まで、12週連続のGI開催。その第1弾は秋本番の到来を告げる秋華賞(14日、京都、芝2000メートル)だ。牝馬3冠を狙うアーモンドアイが断然の中心だが、8頭エントリーしているディープインパクト産駒が“包囲網”を敷く図式でもある。その中でも、プリモシーン(美浦・木村哲也厩舎)は古馬相手に重賞を勝った実績の持ち主。心身とも成長しており、陣営は距離克服に自信を見せている。
古馬を差し切った鬼脚が、再び爆発するか-。関屋記念で歴戦の古馬も牡馬もまとめて負かしたプリモシーンが、GI取りに向けてその脚に磨きをかけている。
「先週の動きは良かったし、ひと夏の成長があったと思いますよ」
9日朝、美浦の坂路とダートコースで軽めの調整を終えて、木村調教師が順調ぶりを伝えた。デビュー当初から、その能力の高さは明らか。2戦目の未勝利戦では、のちのGIIIクイーンC勝ち馬テトラドラクマを破った。1月のフェアリーSでは中団から抜け出して完勝。牝馬のトップグループで活躍してきた。
それが一転したのは桜花賞。スタートで大きく出遅れて、10着に大敗した。「あのときは騎手を乗せた時点で終わっていた」と振り返るほどのパニックぶり。続くNHKマイルCでも出遅れ、5着に敗れた。
休養で立て直しを図った夏。プリモシーンは見違えるほど大人っぽくなって帰ってきた。厩舎周りの運動でも穏やかに歩く姿は、子供から大人へのステップを確実に上がったことを感じさせる。それが関屋記念での爆発的な脚につながった。中団で折り合って上がり3ハロン33秒4の脚。大外から抜け出して、最後はワントゥワンに迫られても、抜かれる気配はなかった。
前走後の雰囲気も上々だ。1週前追い切りはWコースで4ハロン52秒5-12秒5を楽々とマーク。単走でも真っすぐに馬場を駆け抜けた。木村師は「春よりもバランスが良くなりましたね。フットワークもいいし、そのあたりは成長を感じるところ」とうなずく。
今回は京都内回りの2000メートル。距離やコースなど未知の部分は多い。だが、「僕からオーナーサイドに秋華賞を使わせてほしいとお願いした」と明かした木村師は、今のプリモシーンなら対応できるという自信を深めている。
3冠がかかるアーモンドアイに注目が集中する今年の秋華賞だが、古馬を相手に重賞を勝っているのはプリモシーンだけ。同じ馬主の大本命馬にひと泡吹かせるシーンを、演じる準備は整っている。 (柴田章利)
★秋華賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★ディープ産駒8頭
今年の秋華賞には、8頭のディープインパクト産駒が登録している。このうち7頭は出走可能。抽選対象のサトノガーネットが出走すれば、2015年の天皇賞・秋で9頭が出走したときに次ぐGI8頭出しが実現する(16年マイルCSも8頭出し)。別表のように過去4頭のディープ産駒が秋華賞制覇。舞台適性は抜群だ。3冠を狙うアーモンドアイにとっては、ディープ産駒の包囲網が最大の障壁!?
★好調の木村師、GI初制覇へ
開業8年目の木村哲也調教師(45)=美浦=は今年JRA36勝。一昨年の37勝を更新することは確実で、関東リーディング2位につけている。特筆すべきは連対率・349で、これは2位の堀厩舎(・282)を大きく上回る関東のトップ。今年は自己最多の重賞3勝を挙げており、GI初制覇に向けて機は熟した。
★初の関屋記念勝ち馬出走
1996年に秋華賞が創設されて以降、昨年までの22年間で、古馬相手に重賞を勝った経験のある馬は8頭が参戦。このうち97年メジロドーベル(産経賞オールカマー)と2011年アヴェンチュラ(クイーンS)は、本番でも勝利を収めた。関屋記念勝ち馬の出走はプリモシーンが初めてのケースとなる。
★秋華賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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