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第69回毎日王冠(7日、東京11R、GII、3歳上オープン国際(指)、別定、芝1800メートル、1着本賞金6700万円、1着馬に天皇賞・秋の優先出走権=出走13頭)ジョアン・モレイラ騎乗で1番人気のアエロリットが先手を奪ってそのまま押し切り、3度目の重賞V。レコードに0秒3差と迫る1分44秒5(良)の好タイムだった。優先出走権を獲得した天皇賞・秋への出走は流動的。1馬身1/4差の2着は3番人気のステルヴィオで、さらにクビ差の3着が6番人気のキセキだった。
夏に逆戻りしたような陽気のもと、芦毛の紅一点が“マジックマン”に導かれて躍動した。モレイラ騎手が手綱をとったアエロリットが、タフな東京芝1800メートルで影をも踏ませぬ独壇場。華麗な逃亡劇で押し切った。
「初めて日本でGIIを勝てて本当にうれしい。僕にとってアエロリットは特別な馬になりました」
1年半ぶりに訪れた東京であっさりと自身初のJRA・GII勝ちを決めた殊勲の鞍上が、優勝インタビューで“スペシャルフィリー(特別な牝馬)”という言葉を並べる。前日の9Rで日本で初めての騎乗停止処分を受けたが、集中力は途切れず、レースでは素晴らしいロケットスタート。「正直、先行する予定はなかった」と打ち明けたが、ペースを判断してアドバンテージを奪い、開幕週の絶好馬場でそれを生かし切った。
「馬体も、ファイティングスピリットも素晴らしく、間違いなくまたGIを取れる馬だと思います。僕自身、日本で長く乗れるよう努力しているところで、木曜日の(騎手免許1次試験の)合格発表が待ち遠しい」
相棒の頑張りとポテンシャルをたたえつつ、自身の奮闘ぶりも笑顔でアピールした。強豪牡馬を向こうに回しての1番人気に見事に応え、菊沢調教師もひと安心だ。
「直線が本当に長く感じました。今まで携わってくれた人たちのおかげで、本当にいい方向に成長してくれた。今日はモレイラ騎手と気分良さそうに走ってくれました」
春はGIで2戦続けて落鉄のアクシデント。そこで今回は前脚にエクイロックス(接着装蹄)を施す特別仕様で登場した。「今日は落鉄も大丈夫でしたね。もう完成の域にあると思うし、あとはとにかく無事にいってくれれば」。完成期を迎えた頼もしい愛馬を誇らしげに見つめた。
名手も太鼓判を押す次走のGI挑戦はマイルCS(11月18日、京都、GI、芝1600メートル)が濃厚。鞍上は未定だが、一段と輝きを増したモノクロームの男勝りが、秋のターフを熱く盛り上げることは間違いなさそうだ。(内海裕介)
★7日東京11R「毎日王冠」の着順&払戻金はこちら
アエロリット 父クロフネ、母アステリックス、母の父ネオユニヴァース。芦毛の牝4歳。美浦・菊沢隆徳厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績12戦4勝。獲得賞金3億3802万円。重賞は2017年GI・NHKマイル、GIIIクイーンSに次いで3勝目。毎日王冠は菊沢隆徳調教師、ジョアン・モレイラ騎手ともに初勝利。馬名は「隕石(フランス語)」。
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