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日曜日に行われる毎日王冠の出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。 予想の際にお役立てください。
①キセキ
父であるルーラーシップの産駒は当該コースで好成績。近親にはG1戦線で活躍した馬が多数おり、母系の活力&底力についても不足はない。持続力型×スピード型牝馬の配合をみるに、長くいい脚を使える馬が幅を利かせやすい東京芝1800mの舞台は悪くないはず。持ち味を最大限に活かせる我慢比べになれば、巻き返しがあっても驚けない。
②ケイアイノーテック
ディープインパクトとスピード&パワー型の牝系を組み合わせた血統構成をみるに、マイルレンジがベストディスタンスと判断できる。サンデーサイレンス系×ミスプロ系×スピード&パワー型のノーザンダンサー系の配合は、2012年の勝ち馬カレンブラックヒルと相似。臨戦過程も酷似する。加えて、ディープインパクト産駒のレース適性も高く、血統面における減点材料は皆無に等しい。
③ステファノス
祖母はマイルCS南部杯優勝などダート中心に活躍。近親にはクイーンエリザベス2世S勝ち馬や米G1勝ち馬がいる。スピードとパワーに優れた牝系で、中距離がベストの印象だ。加齢による衰えが心配な半面、ディープインパクト×ノーザンダンサー系の配合かつ7歳馬という点は、2017年の3着馬ヒストリカルを想起させる。勝ち切るまでには至らないかもしれないが、上位争いに割って入れるだけの下地はある。
④サトノアーサー
母のキングスローズは、オセアニアでG1を含む重賞6勝の名牝。近親には、北米やオセアニアの重賞ホースが数多く並ぶ活気のある牝系だ。その牝系にディープインパクトを組み合わせることで、ハイレベルのスピード持続力を実現している。半面、持続力に長けているぶん、速い上がりの決め手勝負はイマイチ。勝ち負けに加わるには、適度に上がりを要する差し比べの展開が望ましい。
⑤ステルヴィオ
父は産駒初年度から牝馬2冠馬を輩出したロードカナロア。ただし、産駒の大半は父の距離適性を映し出したかのように、マイルレンジがベスト。本馬の場合は母もスピード寄りのタイプなので、前走の芝2400mは明らかに適性外。その観点でみると、2400m→1800mの臨戦過程は好都合だ。血の特長である機動力を活かすことができれば、古馬混合のスーパーG2でも何ら見劣りはしない。
⑥サンマルティン
後半4F勝負になりやすい毎日王冠の特徴を勘案すると、持続力に優れたハービンジャーを父に持つことは悪くない。もとより本馬自身、東京芝1800mの準オープンで好内容の勝ち星があるのだから、それなりの適性を持っているとみていいだろう。母はフローラSを制覇、半姉ディアデラマドレも府中牝馬S勝ちがあるように、東京の中距離重賞とは相性のいい一族。状態ひとつで上位に食い込むチャンスはある。
⑦ダイワキャグニー
父は当該コースと好相性のキングカメハメハ。母父にサンデーサイレンスを配することで、まとまりのあるバランスを生み出している。一方で、母方の北米寄りの血筋が影響しているせいか、さきのエプソムCのような力を要する馬場では分が悪い。東京芝1800mで3勝、昨年の毎日王冠では僅差の4着に入っているように適性の高い舞台ではあるが、過度の信頼は禁物。好走には軽い馬場のスピード決着が絶対条件となる。
⑧アクションスター
母父であるロベルト系の当レースにおける相性はマズマズの一方で、アグネスタキオン産駒の当該コースの成績が振るわない点は気がかり。持続力とパワーが強調された配合だけに、一定以上のキレを求められる開幕週の東京芝では強調材料に欠ける印象。父から受け継いだスピードと機動力についても、加齢に伴う衰えが目立つ現状では……。劣勢は否めない。
⑨アエロリット
G1クラスの活躍馬が並ぶ近親をみるに、母系の活力と底力は牡馬トップクラスを相手に回しても不足なし。東京芝マイルG1馬の好走例が多い当レースの特徴を鑑みると、相応の舞台適性を備えていると考えてもいい。ただし、スピードとパワーが強調された血統構成ゆえに、速い上がりの決め手比べはイマイチ。勝ち切るには、持久力を必要とする競馬、あるいは自身から動いて持続質勝負に持ち込むことが肝要になる。
⑩スズカデヴィアス
父は当該コースにおける好走血脈のひとつで、身体能力の高さが持ち味のキングカメハメハ。母父はチャンピオンサイアーのサンデーサイレンス、母母父は機動力に優れたボールドルーラー系と、額面上の血統構成だけなら、開幕週の東京芝1800mに相応しい適性を秘めているものと推察できる。血筋の良さを引き出すことができれば、展開ひとつで浮上の余地は十分にある。
⑪サウンズオブアース
サンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系の組合わせ。毎年のように上位入線馬を送り出している当レースの活躍配合だけに、高い適性を持ち合わせていることは間違いない。ただし、本馬はハイペリオンをベースとした母方の重厚な血統構成が強く反映されているせいか、芝中距離で速い上がりを求められると今ひとつ。上位争いに加わるには、上がりを要する展開、あるいは馬場が必須条件となる。
⑫カツジ
瞬発力型のディープインパクトを父に持つ一方、母父はスピード持続力型のホワイトマズル。そのうえ、リファールのクロスを内包、祖母の父はトニービンと、やや持続力&スタミナに偏りがちな血統構成。ゆえに、瞬発力勝負では後れをとりやすいのが玉にキズ。血の良さを活かすためには、適度に上がりを要する馬場、あるいは展開がほしいところ。
⑬レアリスタ
兄にリアルインパクトやネオリアリズムを持つ良血馬。母トキオリアリティーの仔は短距離仕様に落ち着く傾向が強いが、ネオリアリズムのような例外もある。ステイゴールドを父に持つ本馬が芝中距離の重賞で活躍しても何ら不思議はない。とはいえ、近走の競馬ぶりをみるに、やはり母方の血筋が影響しているためなのか、芝の中距離重賞では足りない印象。相手が一気に強くなる別定G2では手を出せない。
ウマニティ重賞攻略チーム
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