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【血統アナリシス】オールカマー 中山マイスターの可能性もある実力馬!高い舞台適性を持つ4歳馬!
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日曜日に行われる産経賞オールカマーの出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。 予想の際にお役立てください。
①アルアイン
父はオールカマーで毎年のように上位入線馬を送り出しているディープインパクト。一方、母父エーピーインディ系の当該コースにおける成績は平凡だが、当レースに限ればエーピーインディが属するボールドルーラー系を持つ馬の好走例が多く見られるため、過度に意識する必要はない。母系の持ち味であるスピード&パワーを活かせる競馬になれば、上位争いも十分可能だ。
②ダンビュライト
牝系の活躍馬を見ると、アロンダイトやクリソライト、マリアライトなど、パワー&スタミナ型に偏りがち。それだけに、速い上がりの決め手勝負になった時の危うさはある。一方、父ルーラーシップの産駒は当該コースで好成績。もとより本馬自身、AJCCを制しているのだから、高い舞台適性を持っていることは間違いない。父方の特長である身体能力の高さを活かすことができれば、勝ち負け争いに加われる。
③ガンコ
父ナカヤマフェスタは中山芝の中・長距離で安定した成績を残しているステイゴールド系。母父シングスピールは自身がジャパンCを制覇、母の父としてもオークス馬シンハライトを輩出。曽祖母からも多数のG1馬が出ており、優秀な牝系ラインの持ち主と言えよう。半面、スタミナとパワーが強調された配合ゆえに、速い上がりの決め手比べになった時の不安は残る。現状は上がりを要する馬場、あるいは展開がベストだろう。
④マイネルミラノ
母父のノーザンダンサー系、母母父のロベルト系はともに当レースの好走系統。中山芝2200mはキレよりも持続力を求められる舞台であることを考慮すると、スタミナとスピードの持続力を持ち味とするステイゴールドを父に有していることも好印象だ。ただし、欧州型の血脈が強く反映されているため、瞬発力勝負では足りない印象。特長を活かすためには、自身が先行するか、時計を要する消耗戦が必須となる。
⑤ブライトバローズ
キングカメハメハ×サンデーサイレンスという、国内主流血統同士の組み合わせ。申し分のない配合ではあるが、非根幹距離のうえにトリッキーな中山芝2200mでは、可もなく不可もない水準の成績に落ち着いている。あえて良い点を挙げるならば、中山非根幹重賞と好相性のノーザンダンサーのクロスを備えているところ。とはいえ、他にも同様のタイプが多いため、強調材料とまでは言い難い。今回は苦しい戦いになるのではないか。
⑥ショウナンバッハ
父ステイゴールドの産駒は中山芝の中・長距離と好相性。本馬の半弟キタサンブラックは有馬記念やセントライト記念など、中山非根幹重賞で活躍している。よって、それなりの舞台適性を備えていると考えてもいいだろう。ただし、本馬はノーザンテーストやプリンスリーギフトの血脈が強調された、スピード優先型のまとまり系。ゆえに、新潟→中山かつG3→G2の臨戦過程で、前回以上の結果を見込めるかどうかについては疑問が残る。
⑦レイデオロ
叔父に帝王賞馬ゴルトブリッツ、祖母の半弟はディープインパクトという良血馬。キングカメハメハ×ロベルト系という重めの配合ではあるが、その重さをミスプロの3×4のクロスで解消。各要素のバランスが絶妙の中距離仕様に仕上がっている。父ミスプロ系の中山芝2200m重賞におけるパフォーマンスが低い点は気がかりだが、本馬はロベルト系の特長が強く出ているので心配無用。むしろ中山マイスターの可能性すらある。軽視は絶対禁物の存在だ。
⑧ゴールドアクター
スクリーンヒーロー×レイズアネイティヴ系という、スタミナとパワーが強調された配合。芝のG1で良績を残しているのは、父の高いポテンシャルに加え、日本の競馬にマッチしたターントゥ絡みの血脈を3代内に固めているからだろう。半面、決め手を求められる競馬ではひと押しを欠く印象。その点を踏まえると、根幹G1→非根幹G2の臨戦過程、かつ小回り形態の中山コース替わりは大歓迎だ。状態次第で一変の可能性も十分にあり得る。
⑨ミライヘノツバサ
父ドリームジャーニーは中山芝の非根幹距離と相性が良いステイゴールド系。そもそも本馬自身、中山芝の非根幹距離で過去5回走って5回とも3着以内を確保。そのなかには、AJCC3着と日経賞2着も含まれており、無類の巧者であることは疑いようがない。長期休養明けとあって常識では狙いづらいが、阪神JF勝ちのタムロチェリーを祖母に持つ意外性のある血統背景だけに、要注意の1頭と言えよう。
⑩ブラックバゴ
父バゴは当レースで比較的相性が良い欧州型のナスルーラ系。母父のステイゴールドは父として上位入線馬を輩出、産駒の当該コースにおける成績も上々だ。ただし、欧州型の血が濃く反映されているため、速い上がりの決め手勝負ではどうしても詰めが甘くなりがち。血の良さを活かすためには、上がりを要する競馬、あるいは自身から早めに動く積極策が必須となる。
⑪エアアンセム
父はオールカマーで好走馬を数多く送り出しているロベルト系。シンボリクリスエス×サンデーサイレンス×ノーザンテーストの配合は、2015年の当レースで低評価を覆して3着に食い込んだミトラを想起させる。母の兄姉にエアシェイディやエアメサイア、近親にはエアシャカールがいる牝系についても申し分がない。潜在適性に不足はなく、ハイパフォーマンスを見せても、何らおかしくない1頭だ。
⑫マイネルフロスト
父ブラックタイドの全弟であるディープインパクトの産駒は、オールカマーで好パフォーマンス。ブラックタイドも産駒としてキタサンブラックを輩出しているように、中山芝の非根幹距離重賞との相性は上々。そのうえ、母父のグラスワンダー(ロベルト系)は無類の非根幹巧者であり、本馬が高い舞台適性を秘めていることは間違いない。本調子にあれば、上位の一角に食い込んでも不思議のない血統構成と言えよう。
ウマニティ重賞攻略チーム
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