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【産経賞オールカマー&神戸新聞杯】レースの注目点


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【産経賞オールカマー&神戸新聞杯】レースの注目点

★ダービー馬VS皐月賞馬の対決は18年ぶり!ワグネリアンエポカドーロ神戸新聞杯で始動

 ダービー馬ワグネリアン(牡、栗東・友道康夫厩舎)が、神戸新聞杯で秋初戦を迎える。同馬は、牡馬クラシック初戦の皐月賞では7着という結果だったが、ダービーでは2着エポカドーロに1/2馬身差をつけ優勝。ダービー馬は神戸新聞杯で14戦6勝、2着5回(勝率.429、連対率.786)の成績を残しており、2004年のキングカメハメハから昨年のレイデオロまで出走機会8連続連対中だが、ワグネリアンもダービー馬の実力を示し、秋のGI戦線へ向け好スタートを切ることができるだろうか。

 また、皐月賞エポカドーロ(牡、栗東・藤原英昭厩舎)も神戸新聞杯が秋初戦となる。同馬はダービーではレースの主導権を握ったが、ゴール直前でワグネリアンに交わされ2着となり、二冠制覇はならなかった。ダービー馬と皐月賞馬が神戸新聞杯で対戦すれば2000年以来18年ぶり3回目となり、過去2回の対戦成績は1勝1敗だが、今回はどちらに軍配があがるだろうか。



ステイゴールド産駒4勝目なるか エタリオウステイフーリッシュ神戸新聞杯に登録

 神戸新聞杯の種牡馬別勝利数を見ると、トップはヒンドスタン、テスコボーイの4勝で、ステイゴールドが2頭に次ぐ3勝を挙げている。ステイゴールド産駒は、今年の神戸新聞杯にダービー4着のエタリオウ(牡、栗東・友道康夫厩舎)、京都新聞杯勝ち馬のステイフーリッシュ(牡、栗東・矢作芳人厩舎)の2頭が登録しているが、歴代最多タイの神戸新聞杯4勝目を挙げることができるだろうか。なお、通算5戦2勝という成績のステイフーリッシュが勝てば、歴代最少キャリアタイの神戸新聞杯制覇となる。

 また、2004年優勝馬キングカメハメハ産駒のビッグスモーキー(牡、栗東・清水久詞厩舎)、2005年優勝馬ディープインパクト産駒のワグネリアン(牡、栗東・友道康夫厩舎)、2011年優勝馬オルフェーヴル産駒のエポカドーロ(牡、栗東・藤原英昭厩舎)には、神戸新聞杯父子制覇がかかる。神戸新聞杯では、2015年から3年連続で神戸新聞杯優勝馬の産駒が勝っているが、今年も父子2代の神戸新聞杯制覇が達成されるだろうか。

★昨年のダービー馬レイデオロ産経賞オールカマーに参戦!1年ぶりの勝利なるか

 昨年のダービー馬レイデオロ(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が、23日の中山で実施されるオールカマーに登録している。同馬は、昨年秋の神戸新聞杯を勝った後は、ジャパンC2着、京都記念3着、ドバイシーマクラシック4着と惜敗が続いており、オールカマーでは1年ぶりの勝利がかかる。ダービー馬がオールカマーに出走した例はこれまでに3度あり、1957年ハクチカラが2着、1994年ウイニングチケットが2着、2016年ワンアンドオンリーが7着と勝利を挙げた馬はいないが、レイデオロオールカマーでどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。

 なお、レイデオロを管理する藤沢和雄調教師は、神戸新聞杯にはゴーフォザサミット(牡)を登録している。同調教師はオールカマーで1勝、神戸新聞杯では3勝を挙げているが、2003年2月2日以来15年ぶりの1日2重賞制覇を遂げることができるだろうか。



★昨年のダービー&皐月賞馬などGI馬3頭が産経賞オールカマーに出走予定!JRA通算4000勝目前の武豊も参戦

 今年のオールカマーには、昨年のダービー馬レイデオ口(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)、昨年の皐月賞アルアイン(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)、2015年の有馬記念優勝馬ゴールドアクター(牡7歳、美浦・中川公成厩舎)と3頭のGI馬が出走を予定している。グレード制を導入した1984年以降、オールカマーにGI馬3頭が出走した年は2009年、2015年、2016年の3度あり、いずれもGI馬が勝利を挙げているが、今年のオールカマーはどんな結果になるだろうか。

 なお、ゴールドアクターは一昨年のオールカマー以降7連敗中で、今回は2年ぶりの勝利がかかる。同馬は今年、アメリカJCC11着、大阪杯16着と2戦連続で最下位に敗れているが、一昨年に制したレースで復活の勝利を挙げることができるだろうか。

 また、前人未到のJRA通算4000勝まであと4勝に迫っている武豊騎手は、今年のアメリカJCC以来の重賞制覇を狙うダンビュライト(牡4歳、栗東・音無秀孝厩舎)に騎乗予定。武騎手はこれまでオールカマーに3回騎乗して、すべて連対しているが、今回も好成績を挙げることができるだろうか。

★JRA通算1200勝まであと1勝の和田騎手 藤岡康太騎手はJRA通算500勝まであと「1」

 和田竜二騎手は、9月19日現在のJRA通算成績が16517戦1199勝で、史上25人目のJRA通算1200勝まであと1勝に迫っている。同騎手は今年、ミッキーロケットに騎乗した宝塚記念で17年ぶりのGI制覇を達成するなど9月19日現在、JRAリーディング9位の58勝を挙げている。和田騎手は土日とも阪神で騎乗する予定だが、初勝利を挙げた阪神で節目の勝利を挙げることができるだろうか。なお、和田騎手は23日の神戸新聞杯ではタイムフライヤー(牡、栗東・松田国英厩舎)に騎乗予定。

 また、藤岡康太騎手は、9月19日現在、JRA通算6973戦499勝という成績で、JRA通算500勝まであと1勝としている。同騎手は今年、自身の年間最多勝(2016年:62勝)を上回るぺースで勝利を量産しており、JRAリーディング16位の50勝を挙げている。なお、藤岡康太騎手が通算500勝に到達すれば兄の藤岡佑介騎手に続き兄弟での達成となる。同騎手は22日が中山、23日は阪神で騎乗する予定である。



神戸新聞杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

産経賞オールカマーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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