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【セントライト】レース展望
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秋競馬2週目は15日(土)、16日(日)、17日(月=祝)の3日間開催で、中山では最終日にセントライト記念(GII、芝2200メートル)が行われる。1~3着馬に菊花賞(10月21日、京都、GI、芝3000メートル)の優先出走権が与えられるトライアルレース。本番につながらない時代が長く続いたが、2012年はスカイディグニティがここで2着に入り、菊花賞でも2着と好走。15年はキタサンブラックがここを勝って菊花賞を制した。昨年はクリンチャーが9着ながら本番で変わり身を見せて2着と、関連が深くなっている。
今年、最も注目されるのは、昨年のダービー馬レイデオロの全弟で3戦3勝のレイエンダ(美浦・藤沢和雄厩舎、牡)だ。これまでの3戦が評判に違わぬ強さ。新馬戦をほぼ馬なりで快勝した後、骨折で春のクラシックには間に合わなかったが、9カ月半ぶりに復帰した夏木立賞(500万下、東京芝2000メートル)を楽勝した。古馬初対戦となった松前特別(1000万下、函館芝2000メートル)も好位から危なげない内容で完勝。同条件の函館記念より0秒5も速い勝ちタイムは、価値が高い。
兄同様の強烈な瞬発力に加えて、クリストフ・ルメール騎手の意のままに動くレースセンスも兼備するスーパーエリート。今回は同世代のトップクラスとの対戦で相手は強化されるが、それが壁になるとも思えないパフォーマンスを披露してきた。1ハロンの距離延長、初の中山と課題もあるが、潜在能力の違いでそれをあっさりクリアしうる大器だ。今後の路線は白紙だが、内容次第ではどのGIに出走しても期待できるだろう。
ギベオン(栗東・藤原英昭厩舎、牡)は新馬、フリージア賞(500万下)と連勝後、毎日杯、NHKマイルCでともに2着。父ディープインパクト譲りの瞬発力で、春の段階から世代の最前線で上位をにぎわしてきた。こちらもキャリア的に十分な伸びしろを残しており、秋の飛躍が楽しみな一頭。マイル戦からの転戦は異例で、コーナーを4回通過する2ターンのレースも今回が初めてだが、東京芝2000メートルのフリージア賞ではメンバー最速の上がり(3ハロン33秒7)で差し切っており、距離の融通性はすでに示している。約4カ月半ぶりだが、乗り込みは順調。初めてコンビを組む戸崎圭太騎手の騎乗も興味深い。
コズミックフォース(美浦・国枝栄厩舎、牡)はダービーでワグネリアンから3/4馬身差の3着。16番人気の低評価に猛反発し、2番手追走からしぶとく食い下がって3連単285万円馬券の大波乱を演出した。初の一戦級相手で軽視された面はあったが、もともと関西に遠征したすみれS(0秒8差5着)以外は崩れていなかった堅実派。中山も1月の京成杯で1/2馬身差の2着と好走している。新潟開催の14年を除く過去9回で、ダービーからの直行組が【5・3・2・13】と優勢でもあり、再度、その力をアピールする可能性は十分だ。
ジェネラーレウーノ(美浦・矢野英一厩舎、牡)はその京成杯を先行策から押し切り、続く皐月賞でも3着と健闘した。ダービーでは道中で力んでしまい16着と大敗したように気性的なもろさも秘めているが、それだけに【2・0・1・0】と相性のいい中山に戻るのは大歓迎だろう。
ブレステイキング(美浦・堀宣行厩舎、牡)はプリンシパルSで前述コズミックフォースの頭差2着に敗れてダービー出走権獲得を逃したが、続く古馬相手の500万下(東京芝2000メートル)をあっさり突き抜けて2勝目をゲットした。父がディープインパクトで母シユーマも英国、カナダでGI・2勝という良血。スケールは見劣らず、前走に続いてミルコ・デムーロ騎手が手綱を取る点もかなりのアドバンテージとなる。
タニノフランケル(栗東・中竹和也厩舎、牡)は母がGI・7勝の名牝ウオッカで、父が14戦無敗、GI・10勝のフランケル。雄大な馬体を持て余して出世に時間がかかっているが、マイナス12キロで登場した前走の西部スポニチ賞(3歳上500万下、小倉芝1800メートル)は逃げて4馬身差の快勝劇を演じた。粗削りながら秘めたるポテンシャルは十分。得意の道悪になれば浮上の余地はありそうだ。
グレイル(栗東・野中賢二厩舎、牡)は春は共同通信杯7着以降リズムを崩してしまったが、新馬→京都2歳Sを連勝した大器。その共同通信杯の覇者で、同じくクラシックは不振に終わったオウケンムーン(美浦・国枝栄厩舎、牡)ともども、立て直された効果が期待できる。
出否ははっきりしないが、京都新聞杯2着でダービーでも3馬身差の9着に善戦したアドマイヤアルバ(栗東・須貝尚介厩舎、牡)、2戦2勝と底を見せていないゼーゲン(美浦・堀宣行厩舎、牡)も出走してくれば侮れない。
★セントライト記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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