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【札幌記念】マカヒキ、鋭伸12秒2!天皇賞へ結果出す
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JRAでこの夏最大のレース、札幌記念(19日、札幌、GII、芝2000メートル)の追い切りが15日に行われた。注目を集める一昨年のダービー馬マカヒキ(栗東・友道康夫厩舎、牡5歳)は、札幌競馬場の芝コースで復活を思わせるシャープな動き。9カ月ぶりのブランクを感じさせない力強さで、万全の態勢を整えた。
ギアが上がったのは直線のわずか1ハロン程度。ダービー馬の威厳を示すのはそれで十分だ。マカヒキが雨が降りしきる札幌の芝コースを力強いストライドで疾走し、ラスト1ハロン12秒2(4ハロン52秒8)をマーク。鞍上のルメールにも、パートナーが奏でる力強い蹄音が心地よく響いた。
「すごくいい状態で、すごくうれしくなった。走りのバランスも息遣いもいい。ハミを取ったらスーッと伸びて、いい気持ちでした。馬上で幸せを感じていたよ。長い休み明けですけど、コンディションは良さそう」
昨年のジャパンC4着後に左第1趾節種子骨剥離骨折を発症。9カ月のブランク明けとなるが、症状は軽度で宝塚記念でも復帰できたくらい。天皇賞・秋(10月28日、東京、GI、芝2000メートル)から逆算しての始動戦で、栗東トレセンと函館競馬場でしっかり乗り込んで札幌入りした。友道調教師も順調な仕上がり具合にうなずく。
「函館での1週前追い切りが(6頭併せで)実戦のような形になったのが、ちょうど良かった。あれで競馬の勘が戻ったのかも。久々に騎乗したルメールも『力強くなっている。リズムも良かったし問題ない』と言っていた。1回使えばさらに良くなるだろうけど、始動戦としては10割のデキで出せると思う」
一昨年にダービーを勝った当時より体つきが筋肉質になったぶん、「今は2000メートルくらいが一番力を発揮しやすい。良馬場で(末脚が)切れる馬だけど、パワーがついた今なら道悪でもこなせると思う」とトレーナーは明かす。
昨春はフランス遠征の疲れが尾を引いたが、秋以降は体調面も回復。長期休養明けの今回もデキは良好だ。それは友道師の言葉にも表れている。
「次につながる競馬は当然だけど、好結果もほしいと思っているよ」
2016年のニエル賞後、2年近く勝ち星から遠ざかっているマカヒキにとって、1勝が最高の良薬。秋の大舞台の前に、北の大地でダービー馬の復活祭だ。 (板津雄志)
★札幌記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★板津がミタ
この馬の好調時を示すのは仕掛けてからの反応、加速の鋭さだと思う。3歳秋のフランス遠征による疲れが残っていたという昨春あたりは、追い切りでゴーサインが出されたときに少し鈍さを感じた。
だが、今回は骨折による9カ月の休み明けでも、最終追い切りで本来の俊敏さを披露。ルメール騎手が軽く仕掛けただけで、ストライドがグンと伸びていた。芝4ハロン52秒8は時計的に目立たないが、見た目では十分に合格点だ。
そもそも、1週前追い切り(函館芝5ハロン62秒7)で強めの負荷をかけて、当該週は“静”の調整というのが友道厩舎のパターン。いつも通りの調教が実践できたのは順調にきている証拠だろう。あとはレース勘だけ。こればかりはやってみないと分からないが、現時点での雰囲気は良く、上位の印を考えている。
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