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【関屋記念】プリモ、51キロ味方に名シーン作る

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 サマーマイルシリーズ第2戦の関屋記念が今週の新潟メイン。3歳牝馬の勝利は1987年を最後に途絶えているが、今回、プリモシーンが31年ぶりのVを狙う。中間は心身の良化が目を引き、51キロの軽量も頼もしい。現役最多の関屋記念3勝を誇る北村宏司騎手(38)=美・フリー=を背に、古馬との戦いに臨む。

 31年ぶりの快挙にプリモシーンが挑む。勝てば1987年のクールハート以来となる3歳牝馬の関屋記念V。木村調教師は春より成長した姿に目を細めた。

 「厩舎から馬場へ行くときも落ち着きがあります。見た目にも大きくなって、馬体の前後のバランスが良くなりました」

 以前は厩舎の周りを歩くときでも落ち着きをなくすことがあったが、今はゆったりした姿。馬体も精神面も一段階、大人になった印象だ。

 1週前追い切りは先行して大きなフットワークで走らせることで基礎固めをし、今週は先行馬を追いかけてゴール前で抜け出した。同じ併せ馬の調教でも、内容も目的も違う。木村師は今週のWコース4ハロン49秒8という内容に、「まあ思い描いた調教ができました」と満足そうだ。

 騎乗した北村宏騎手も「いい走りでしたね。以前より重厚感が出てきたし、久々も大丈夫だと思います」と好感触。勝てば菅原泰夫元騎手に並ぶ歴代最多の関屋記念4勝目となるだけに、気合も入っている。

 桜花賞(10着)、NHKマイルC(5着)とGIはゲートで立ち遅れたことが敗因。木村師は「そこに重きは置いていないけど、ゲート練習はしています。春の2戦は流れに乗れなかったし、今回は先につながる競馬を。それで結果がついてくれば」と話し、北村宏騎手も「普段は落ち着いていても、レースではスイッチが入る。流れに乗ってスムーズな競馬をさせてあげられれば」と、能力を出し切れば通用の手応えを感じている。

 53回目を迎える関屋記念は、2001年に新潟が左回りになってから全て古馬が勝ってきたが、心身ともにモデルチェンジした今のプリモシーンなら-。51キロの軽量も味方につけて、伝統のマイル重賞に新たな歴史を作る。 (柴田章利)



★’87クールハートでV奥平元調教師「夏は牝馬が強い」

 31年前に関屋記念を制したクールハートを管理したのは、奥平真治元調教師(81)。「(カイバ)食いが細いしイレ込むし、苦労したよ。でも、確かレコード勝ちだったな」と388キロの小柄な牝馬での勝利を振り返った。そのうえで「一般的に、夏は牝馬が強いというからね。新潟2歳Sも勝っているし、新潟も得意だった。心肺機能も高かったよ」と証言。能力と舞台適性が高ければ、3歳牝馬でも通用するとみている。



★関屋記念の出走馬はこちら 調教タイムも掲載

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