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【覆面記者の耳よりトーク】中京記念

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【覆面記者の耳よりトーク】中京記念

 今週の『覆面記者の耳よりトーク』は、中京記念が対象。情報からは夏に強い牝馬、中京巧者、軽ハンデなどからワントゥワンがイチ推し。同じ5歳牝馬のミエノサクシードも、53キロのハンデとデキのよさで続く。逆に、重ハンデで追い込み一手のブラックムーングレーターロンドンは疑問の声があがった。

 記者A 真夏の中京マイルのハンデ戦。一筋縄では収まりそうにないな。

 記者B ちょっと暑さも尋常ではないですよ。「騎手も馬も大変。夏に強い牝馬とか、ハンデも軽いに越したことはない」とZ調教師。それらにピッタリ当てはまるならワントゥワンです。

 記者C 5歳牝馬で軽ハンデ52キロ。近2走は12、9着とはいえ、GII、GIですからね。藤岡調教師も「状態はいいし、ここは狙っていたレース」とやけに強気だった。

 記者D 新馬勝ちが7月の中京で、昨夏は1000万下でしたが、6月の阪神で2着、7月の中京で快勝(ともに芝1600メートル)と、夏に実績もある。おまけに中京芝は【2・1・0・0】と連対率10割やもんな。

 記者A ワントゥと同じ5歳牝馬のミエノサクシードは、先月のGIII・マーメイドSで3着と好走。攻めも上々や。「牡馬に比べて、夏は牝馬の方が活気があって我慢強い」とV助手も体質面で牝馬を推していた。

 記者C それなら、危険性が高いのはブラックムーンや関東馬のグレーターロンドンの牡馬勢かな。「その時の馬場状態にもよるが、基本的に中京は直線に坂があっても追い込み一手ではつらいコースですね」とは、中京で騎乗経験の豊富なJ騎手。

 記者B ハンデもブラックが57・5キロ、グレーターが56・5キロを背負いますからね。「先行馬なら地力で踏ん張るケースはあるだろうけど、多頭数の追い込みにはきついハンデだね」と、G助手は冷静に分析していました。



中京記念の枠順はこちら 調教タイムも掲載

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