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国内最大の競走馬競り市「セレクトセール」の2日目(当歳馬)が10日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた。2015年の皐月賞、日本ダービーを制した2冠馬ドゥラメンテ(牡6歳)の初年度産駒は、20頭上場され、19頭が落札。母アイムユアーズの牡が1億9440万円と、この日2番目の高値で取引された。2日間の落札合計額は193億6656万円で昨年の187億1316万円を上回るセール史上最高となった。 (表示は全て税込み)
荒ぶる末脚で皐月賞、ダービーの2冠を制したドゥラメンテの初年度産駒がセール初上場で、いきなり億超えだ。母アイムユアーズの牡馬が、この日2番目の高値となる1億9440万円で落札された。新種牡馬の産駒では破格の金額だ。
「2億のラインまではいくだろうなと思うくらい素晴らしい馬。血統、配合、動き、馬体、全てがそろっている。皐月賞、ダービーが楽しみ」
落札者(株)NICKSのアドバイザーを務める、竹内啓安氏が絶賛の言葉を並べた。
母はGIIフィリーズレビューなど重賞4勝で、ドゥラメンテとはオークス馬ダイナカールの4×4というインブリード(近親交配)になり、「これが決定打。ドゥラメンテじゃないとできない」と竹内氏。さらには大種牡馬サンデーサイレンスの3×4、キングマンボの3×4のインブリードがあり血統識者がうなる配合だ。
ドゥラメンテの産駒は上場20頭中19頭が落札され、総額は9億2556万円。同馬が所属した(有)サンデーレーシングの吉田俊介代表取締役は「産駒は生まれたときから形のいい馬が多い。(アイムユアーズの子は)ノーザンファームが大事にしてきたダイナカールの牝系のクロスを意識した配合。線がきれいで動きも良く、期待どおりです」と語った。
まずは種牡馬としての初セールで成功を収めたドゥラメンテ。2年後には、初年度産駒たちが父から受け継いだDNAを存分に発揮するに違いない。 (板津雄志)
★総括
2日目の当歳セールは上場231頭で、205頭が落札。落札額の89億1810万円こそ昨年に及ばなかったが、落札率88.7%は前年を上回った。2日間では上場464頭で落札416頭。落札総額の193億6656万円は前年を更新する新記録となった。
日本競走馬協会会長代行の吉田照哉氏は「購買者の数や落札率が高いのは、ディープインパクトだけじゃなく、キングカメハメハ、ハーツクライ、ドゥラメンテなど他の産駒も幅広く探して買っていただけたから。これが健全だと思います」と話した。
セレクトセール 一般社団法人日本競走馬協会が主催する世界有数の競走馬競り市。開かれた市場の確立などを目的に1998年に始まった。過去に三冠馬ディープインパクトなどGI馬を輩出。昨年の落札総額187億1316万円は過去最高だった。当初は3日間にわたって開催されたが、現在は初日に1歳馬、2日目に当歳馬の競りを開催。落札価格の過去最高は、2006年の当歳馬部門で6億3000万円の値がついた「トゥザヴィクトリーの2006」(牝、父キングカメハメハ)。
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