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【皐月賞】ローズキングダム完璧12秒6
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昨年の最優秀2歳牡馬ローズキングダムが14日、滋賀・栗東トレセンで皐月賞の最終追い切りを行った。桜花賞を優勝したアパパネにあやかり(?)、デビュー戦以来となる坂路コースで4ハロン51秒6、終い1ハロン12秒6をマーク。小牧太騎手は「あれほど動くとは思わなかった」と賞賛した。朝日杯FSを優勝し、“バラ一族”初のGI馬となったキングダムが、一族悲願のクラシック制覇に挑む。
デビュー3連勝で朝日杯FSを優勝して最優秀2歳牡馬に輝いたローズキングダムが、闘志あふれる追い切りを見せた。
舞台は栗東坂路コース。最終追いで使用するのはデビュー戦以来だ。これまでのポリトラックコースからの変更理由を聞かれた橋口弘次郎調教師は、「坂路で追ったアパパネが桜花賞を勝ったからね」とコメント。同じキングカメハメハ産駒、トライアルのチューリップ賞で1番人気で2着に敗れながら本番で巻き返した桜花賞馬にあやかったような口ぶりだが、橋口師はもともと坂路調教のスペシャリスト。完璧な仕上げへの計算もあったはずだ。
パートナーのツルマルスピリット(牡3、500万下)と馬体をピッタリと併せた追い切りは、格下の相手の方が手応えは楽だった。しかし、ラスト1ハロンで480キロ(前走)のツルマルが、444キロ(同)のローズに体を1度、2度と寄せて行くと勝負根性に火がついた。体の大きいパートナーにぶつけられても、ひるむどころか闘志を奮い立たせてグイグイと伸びた。4ハロン51秒6、終い12秒6で併入だったが、GI獲りに向かうにふさわしい気迫が伝わる。
「時計的には走っているし、いい状態で出せる」と橋口師は及第点だったが、それ以上に好感触を伝えたのが小牧太騎手だ。「あれほど動くとは思わなかった。ラスト1ハロン過ぎてからグッと伝わってくるものがあった」と絶賛。「(今年は)口には出さなかったが、追い切りでは切れがもうひとつなかった。朝日杯FSの時に持っていたものがずっと欠けていたと思っていたけど、きょうはそれが出たような感じ。今年で一番納得の行く追い切りでした」。不安が消え、自信の表情を見せた。
母系は、強烈な末脚を誇る“バラ一族”と呼ばれる名門ファミリー。朝日杯でGI初制覇し、次は悲願のクラシック獲りだ。前走スプリングS3着の敗戦を「良発表でも荒れた馬場」ととらえた橋口師は、切れ味を殺がれる春の中山芝を嫌い、一度は皐月賞回避を口にした。その後、王者が退くわけにはいかないと、改めて参戦を表明。調整に不安はなく、先週の中山芝は好タイムが出たように、切れ味を生かせる馬場になってきたのも好材料だ。「2歳チャンピオンに恥じない競馬をしたい」とトレーナーが言えば、「朝日杯は負けることはないだろうと思った。今回もそういう気持ちで乗れると思う」と小牧。昨年12月にGIを制した中山で、王者が輝きを取り戻す。(下村静史)
★悲願クラシック制覇
橋口調教師とも縁の深い“バラ一族”は34度目のGI挑戦となった昨年の朝日杯FSをローズキングダムが優勝し、初のGIタイトルを獲得した。クラシックはキングダムの母ローズバドのオークス2着が最高。息子には悲願のクラシック制覇の期待がかかる。
★週末の馬場は?
2開催連続で使用されている中山競馬場の芝コースは、先週も好時計が出ているが、「雨が降ったらどうなるか分からない」という騎手も多い。予報では、15日が「曇り一時雨」、16日が「曇りときどき雨」。17日は「曇り」で、レース当日の18日は「晴れときどき曇り」の予報だ。ただ、道悪で17日の競馬が行われると、その影響が残る心配も。良馬場を願う陣営にとっては、今後の天気と雨量が気になる。
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