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7月8日の中京11Rで行われた第23回プロキオンステークス(3歳以上オープン、GIII、ダート1400メートル、別定、14頭立て、1着賞金=3600万円)は、武豊騎手騎乗の5番人気マテラスカイ(牡4歳、栗東・森秀行厩舎)が逃げ切り勝ち。タイムの1分20秒3(不良)はJRAレコード。コースレコード(1分21秒9)、従来の日本レコード(1分21秒5)を大幅に更新した。
4馬身差の2着には大外から追い込んだインカンテーション(1番人気)、さらに半馬身差遅れた3着に2番手から粘ったウインムート(2番人気)。
プロキオンSを勝ったマテラスカイは、父スパイツタウン、母モスタケレー、母の父ラーイという血統。アメリカ・Lynch Bages LTDの生産馬で、馬主は大野剛嗣氏。通算成績は19戦6勝(うち海外1戦0勝)。重賞初制覇。プロキオンSは、森秀行調教師は初優勝、武豊騎手は1997年バトルライン、2000年ゴールドティアラ、2009年ランザローテに次いで4勝目。
◆武豊騎手(1着 マテラスカイ) 「大きなポイントはスタートだと思っていました。決まったときに迷うことなく行けました。1200メートルを使っていたので、ラストは心配でしたが、問題なかった。タイムが出やすい馬場とはわかっていましたが、それにしても強かったですね。いいタイミングで乗せてもらいました。馬が充実しています」
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