まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
7日、福島9Rの開成山特別(500万下、芝2600メートル)に障害界の王者オジュウチョウサンが出走する。平地への参戦は2歳秋以来、実に4年8カ月ぶり。一度でも平地で勝てば、平地のGI挑戦など今後の選択肢が広がる。前代未聞の“二刀流”へ。天才、武豊騎手(49)とのコンビが大いに注目を集める。
飛ばないオジュウは強いのか? 前代未聞の挑戦が注目を集めている。障害で重賞9連勝中の絶対王者オジュウチョウサンが、7日の福島9R開成山特別に出走確定。約4年8カ月ぶりに平地レースに出走する。
「調教の流れはいつもと同じだし、馬は競馬が近いことを分かっていると思います。可能性は十分あると思っています」
和田郎調教師はこのチャレンジに意欲を見せている。2歳時に2戦しただけで故障により長期休養。平地の出走機会がないまま障害入りした。本格化を遂げると、JRA賞で2年連続最優秀障害馬に選ばれる強さを示したばかりか、有馬記念や宝塚記念でもファン投票で多数の票を集めたことから、オーナーサイドが平地挑戦を決断。平地未勝利馬でも出走可能なこのレースを目標に調整を進めてきた。
無謀な挑戦か、はたまた現実的な選択か。走破タイムを分析すると、オジュウが過去に3勝した東京3110メートルで、最も速いタイムだったのは3分26秒2(2016年東京ジャンプS1着)。このときの1ハロンごとの平均ラップは13秒26なので、単純にこれを13倍すれば2600メートルの走破タイムは2分52秒4となる。
08年以降、福島芝2600メートルで施行された500万下(64レース)の平均勝ちタイムは2分41秒3。その差は11秒1もあるが、東京の障害3110メートルは、障害を13カ所も飛越する。一度の障害飛越につき1秒のロスと仮定すれば、1ハロンの平均は12秒42。2600メートルでも2分41秒5で、太刀打ちは十分に可能だ。
「僕が初めて乗ったとき、1000万下ぐらいには行ける馬の乗り味だった。今は成長しているから1600万下ぐらいになっているかも」と話すのは、オジュウが障害入りした当初に騎乗していた山本騎手。素質は確かだった。その一方、和田郎調教師は「いきなりやれと言われても難しいかも」と不安も口にする。半信半疑は当事者も同じだ。しかし、そこは天才、武豊騎手とのコンビ。「この馬の持続的な脚を引き出してくれれば。ジョッキーが流れを見て乗ってくれると思います」。名手の手綱さばきに信頼を寄せた。
勝てば平地GI出走への道も開けるオジュウチョウサン。その夢をかなえる可能性は十分にありそうだ。 (柴田章利)
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|