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【宝塚記念】和田、男泣き!17年ぶりGI勝利
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第59回宝塚記念(24日、阪神11R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝・内2200メートル、1着本賞金1億5000万円 =出走16頭)天国の名馬が背中を押してくれた。中央競馬の上半期の締めくくりの宝塚記念が24日、阪神競馬場で行われ、和田竜二騎手(41)が騎乗した7番人気のミッキーロケット(栗東・音無秀孝厩舎、牡5歳)がGI初制覇を成し遂げた。和田騎手は2001年にテイエムオペラオーで天皇賞・春を勝って以来のGI制覇。ゴール後は涙をぬぐうシーンもあり、今年5月に旅立ったテイエムオペラオーにGI勝利を報告した。
ここで勝たないと男じゃない! 和田騎手が決意のロングスパートで、ミッキーロケットを直線入り口で早々と先頭に立たせた。相棒を奮い立たせるために右ムチを振るう。ゴール前で急襲してきた香港馬ワーザーをクビ差振り切った瞬間、振り上げようとした左拳は、あふれる涙をぬぐっていた。
「長かったですね。この一戦にかける思いは強かった。オペラオーが押してくれたのだと思う」
6万5000人を超える大観衆の前で、ジョッキー界一のエンターテイナーも感極まって、珍しく言葉を詰まらせた。
JRA・GIのお立ち台は、テイエムオペラオーで勝った2001年の天皇賞・春以来。17年1カ月25日の長さは、GIレースにおける最長間隔Vだ。「(2月に定年を迎えた)師匠の岩元先生、家族にもいい報告ができる」。競馬場にはいなかったが、11歳の双子の息子と娘、1歳半の娘に父として初めてGIを勝つ姿を見せられた。
この日は天が味方した。前日の昼に大雨が阪神競馬場を襲ったときは「馬場がだいぶ悪くなっている」と表情を曇らせたが、当日は打って変わって朝から快晴。馬場も稍重まで回復し「枠(〔2〕枠(4)番)も天気も馬場もいいと思っていた」とチャンスを感じていた。
内が有利だった馬場を感じ取り、抜群のスタートを切ると、迷わず好位のインへ。「ペースは流れていたけど、ロングスパートを決めようと。勝負どころでついていければ、絶対に直線で頑張ってくれるから」と一昨年の秋からコンビを組んでいる相棒の力を出し切った。
20代前半はテイエムオペラオーと駆け抜けた。GI7勝のタイトルを与えてくれた“20世紀最後の最強馬”は、今年5月17日に天国へ旅立った。牧場へ会いに行ったのは競走馬を引退した直後と、訃報を聞いた直後だけ。その間は「GIを勝ってから」とかたくなに決めていただけに複雑な思いもあったが、次は胸を張って報告できる。
「オペラオーのときは馬の力が抜けていた。本当の自分の力でGIを勝ちたいと思っていた。17年かかって回り道をしたけど、今の自分にイケるという自信があった。きょうも最後の直線でも落ち着いて一完歩が見えていた」
レース前日に誕生日を迎えた41歳が胸を張った。テイエムオペラオーで2着に敗れてから、ちょうど17年-。あの日と同じ6月24日の仁川で、止まっていた時計をようやく動かした。 (板津雄志)
★24日阪神11R「宝塚記念」の着順&払戻金はこちら
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長い17年でしたねぇ・・・
インタビューで貰い泣きしちゃいましたよ。
和田竜二おめっとさんでした。ヾ(*´∀`*)ノ