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6月17日の函館11Rで行われたサマースプリントシリーズ(全6戦)の第1戦、第25回函館スプリントステークス(3歳以上オープン、GIII、芝1200メートル、別定、16頭立て、1着賞金=3900万円)は、池添謙一騎手騎乗の3番人気セイウンコウセイ(牡5歳、美浦・上原博之厩舎)が逃げ切り勝ち。タイムは1分7秒6(良)。セイウンコウセイは、絶好のスタートを切ったワンスインナムーンの内から押してハナへ。直線も逃げ足は鈍らず、後続の追撃を抑えて昨年の高松宮記念以来の重賞2勝目。
ハナ差の2着には3番手追走から直線外から伸びたヒルノデイバロー(10番人気)、さらにクビ差遅れた3着に中団から押し上げたナックビーナス(1番人気)。
函館スプリントステークスを勝ったセイウンコウセイは父アドマイヤムーン、母オブザーヴァント、母の父カポウティという血統。北海道新ひだか町・桜井牧場の生産馬で、馬主は西山茂行氏。通算成績は23戦7勝。重賞は2017年高松宮記念・GIに次いで2勝目。函館スプリントSは、上原博之調教師は1995&96年ノーブルグラス(当時の名称は札幌スプリントS)に次いで3勝目、池添兼一騎手は2004&05年シーイズトウショウ、2011年カレンチャンに次いで4勝目。
◆池添謙一騎手(1着 セイウンコウセイ)「ゲートの出方次第で作戦を考えようと思っていましたが、しっかりとスタートを切ってくれたのでハナを切るレースを。最後は差を詰められましたが、よくしのいでくれました」
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