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今週の『覆面記者の耳よりトーク』は、ユニコーンSを取り上げる。3歳ダート重賞は前走の距離が鍵を握っており、延長組の中からバイラが浮上。その一方、短縮組で実績最上位のルヴァンスレーヴには不安を指摘する声が上がった。
記者A いきなりですが、問題です。東京ダ1600メートルは、前走から距離を延ばすのと、縮めるのと、どっちが有利でしょう?
記者B そら、短縮組やろ。直線が長いコース形態からもマイルを走り切る以上のタフさが求められるからな。
記者A そう思いますよね!? でも、同舞台で良績を残しているX騎手は「1400メートルあたりから距離を延ばした方が、位置を取りに行けるからいいんじゃないかな。あまり後ろからだと届かないから」と。同じ東京マイル戦でも、芝とダートでは違うようです。
記者C おぉ、俺が聞いたQ調教師も「1800メートルのゆったりした流れに慣れてしまうと、マイル重賞の締まったペースに戸惑って前半に置かれるときがある」と、距離を詰めるリスクを挙げとったわ。
記者D それならバイラが面白いですよ。前走の端午Sは鮮やかな差し切りVでしたが、流れに合わせて好位でも競馬ができるタイプ。他陣営のV助手は「気難しい面があって、まだ本気で走ってないらしいやん。もしかしたら怪物級かもしれん」と警戒していました。
記者A 同舞台の青竜Sを勝ったグリムは前走、距離延長パターンで結果を残しました。Z騎手は「青竜Sのレベルは高い」と評価していたので、ここも好勝負でしょう。
記者B GIウイナーのルヴァンスレーヴは3走前にこの舞台で勝っているけど、前走から距離を短縮しての臨戦。P助手は「ゲートに課題があるタイプ。能力は抜けているけど、位置取りが悪くなるとどうかな」と指摘。つけいる隙はありそうやで。
記者C 同じ距離短縮組で、今回が初マイルのハーベストムーンも見送りが妥当ちゃうか。
★ユニコーンSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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