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【エプソムカップ】ズバリ調教診断!


ウマニティ


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日曜日に行われるエプソムカップの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


ブラックスピネル
栗東坂路で行われた最終追い切りは、終い急失速して併走馬に遅れをとる物足りない内容。悪い馬場も影響しているのかもしれないが、良馬場の坂路で実施した6月3日の時計も平凡そのもの。この中間を検証する限り、前回からの上積みは感じられない。一変まではどうか。

ベルキャニオン
1週前に南Wで長めから追われ、マズマズの時計を計測&追走先着。同じく南Wで行われた最終追い切りは、軽めの内容で全体時計こそ目立たないが、掛かる悪癖を見せずに最後までしっかりと走り抜いた点は好感が持てる。派手さはないものの、この馬なりに良い状態とみていいだろう。

エアアンセム
1週前に栗東坂路で行われた追い切りでは、ラスト1F12秒2の好ラップを馬なりでマーク。同じく坂路で実施した最終追い切りでも、反応良く追走先着を果たした。終いのラップは伸び悩んだものの、道悪では動かない傾向がある馬だけに情状酌量の余地はある。順調ととらえてもいいのではないか。


トーセンマタコイヤ
南Wで行われた1週前追い切りでは長めから好ラップを計測。最終追い切りでも、この馬らしいスピード感あふれるフットワークを披露した。若干、後肢の力強さに物足りなさを感じるが、年齢を考慮すると致し方ないところ。全体的な走りは悪くないので、及第点の仕上がりとみていいのではないか。

グリュイエール
この中間は栗東坂路と栗東CWを交えて丹念な調整。1週前に坂路で、終い2F24秒4、同1F12秒2の好ラップを記録。今週は不良馬場をものともせず、余力残しで4F52秒0のタイムを叩いてきた。一方、これまでと違い、栗東CWで長めから時計を出していない点は気がかり。輸送を考慮してのパターン変更と思われるが、これが良いほうに出るかどうかはわからない。判断するに悩ましい1頭である。

ハクサンルドルフ
1週前追い切りは栗東CWで5F追いを実施。上がり重点とはいえ、ラスト1F11秒台前半の好ラップを計測。栗東坂路で行われた最終追い切りでは、不良馬場をものともせずラスト1F12秒4のラップを叩いてきた。調教巧者なので過度の評価はできないが、好ムードであることは間違いない。

マイネルフロスト
帰厩後は南Wと坂路の併用でキッチリと調教本数を消化。5月27日に坂路でラスト1F12秒3の好ラップを計時。南Wで実施した1週前追い切りでも好時計をマークした。同じく南Wで行われた最終追い切りでは、軽めに流してキビキビとした走りを披露。悪くない仕上がりと言えよう。

サーブルオール
1週前に南Wで5F自己ベストを更新。今週の追い切りでは、多少行きたがる面を見せたものの、楽々と及第点の時計を記録した。半面、動き自体は悪くないものの、前走後の初時計が5月30日とやや遅め。乗り込み量も約2カ月半ぶりの実戦を踏まえると少ない印象。そのぶん、終いの詰めが甘くなる可能性を考慮しておいたほうがいいかもしれない。

スマートオーディン
最終追い切りを検証する限り、「テンションが高い」のひと言。抑えっぱなしということもあってか、首の使い方に安定感はなく、脚元の動きもバラバラ。と思えば、勝負根性を前面に出して併走馬を追い抜こうとするのだから、まったくつかみどころがない。いずれにせよ、当日の気配をしっかり確認しておいたほうがいいだろう。

ダイワキャグニー
中2週と間隔は詰まるが、1週前に南Wで6F追いを実施、6月3日にも坂路で時計を出しているように、体調面の不安はなさそう。南Wで行われた最終追い切りの動きも上々。前回の中間気配が抜群だったので、それ以上とまでは行かないかもしれないが、いい状態をキープしているのではないか。

シャイニープリンス
南Wで行われた1週前追い切りは、マズマズのラップを計測。同じく南Wで実施した最終追い切りも余力残しで及第点の時計を刻んできた。ただし、いい頃と比べると頭の位置が高く、フットワークもバラつき気味。良化途上の感は否めず、大きな変わり身までは難しいかもしれない。


マイネルミラノ
1週前までの内容は平凡そのものだったが、南Wで行われた今週の追い切りでは、鞍上の軽い合図に素早く反応して上々の伸び脚を見せた。若干、脚捌きの力強さに欠ける点は気になるものの、ひと追いごとに良くなっているのは明らか。ピーク時には及ばないにしても、決して悪い状態ではない。

アデイインザライフ
1週前に南Wで長めから追われマズマズの時計を記録。6月2日には同じく南Wでサーブルオールと併せて互角以上の動きを披露、5Fの時計は自己ベストを更新した。最終追い切りは坂路で軽く流して、タフな馬場を問題にせず、4F51秒7の好ラップをマーク。良好な状態であることは疑いようがない。

バーディーイーグル
中2週ながら、6月3日に坂路で軽く流しつつ、ラスト1F12秒9のラップを記録。同じく坂路で行われた最終追い切りでもマズマズの時計をマークした。半面、ラスト1Fのラップが落ち込んでいる点は気がかり。好調時はキッチリ加速ラップを踏んでくる馬。相手強化の重賞では厳しいのではないか。

ゴールドサーベラス
この中間は南Wで軽めの調整。6月3日に4F50秒7、ラスト1F12秒6とマズマズの時計を計測。最終追い切りでは5F68秒ソコソコのタイムを刻んできた。中2週と間隔は詰まるが、ラップの踏み方を確認する限り、デキ落ちはなさそう。前回の乗り込み量が不足していたことを踏まえると、むしろ今回のほうが好感が持てる。

サトノアーサー
中2週を考慮してか、1週前は時計を出さず、6月3日に栗東坂路で軽く流す程度の追い切りを消化。最終追い切りでは栗東CWで4Fから併せ馬を行い、バランスのとれた好ラップを計時した。突出した動きではないが、雰囲気は決して悪くない。現状の力を発揮できる仕上がりとみていいだろう。



ウマニティ重賞攻略チーム

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