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今週の『覆面記者の耳よりトーク』はヴィクトリアマイルが対象。情報ではレベルの高い4歳世代、左回りでの経験値、さらに牡馬混合重賞での実績からリスグラシューがイチ推し。逆に“消し”の候補も同じ4歳世代からミスパンテール、カワキタエンカの名前が挙がった。
記者A 年長牝馬によるこのマイルGIは、実力伯仲の好メンバーになったな。
記者B 過去10年で6勝と、4歳馬が幅をきかせているレース。栗東のG調教師は「特に今年の4歳世代の牝馬はハイレベルやで」と話していました。
記者C 確かにここに出走する4歳牝馬は、現時点でGIや重賞を2勝以上しているのがゴロゴロおるからね。
記者D 現場ではリスグラシューを推す声がよく聞かれましたね。2走前の東京新聞杯で一緒のレースに使ったX助手は「牡馬混合でテンションが高かったのに、実戦ではあっさり突き抜けていた。あの精神力と一連の安定感は高い評価ができるで」と。
記者B 「自在性があって瞬発力もすごいから、実績通りに左回りの東京マイル(過去2戦で重賞2勝)はベストじゃないかな」とJ騎手も一目置いていました。
記者C 同じ4歳世代やけど、目下4連勝(重賞3連勝)中のミスパンテールは不安視する声が多かったで。
記者A 管理する昆調教師も、ちょっと前まで「状態のよさと結果が結びつかない難しいタイプ。常に気持ちの問題」と話していたぐらいやからねぇ。
記者D 他厩舎のV助手も「結構、テンションの高いタイプ。それが去年のオークス(10着)以来の左回りの東京やろ。連勝中でもアテにはできんな」と指摘していました。
記者B 前2走、GIIIで1、2着のカワキタエンカは4歳の逃げ馬。「今度は他にも初速でハナを叩けそうな馬がおるからつらい。同じ4歳なら、この舞台でGI・NHKマイルを好時計勝ちしているアエロリットのスピードの方がよっぽど脅威」というQ調教師の話は、説得力がありました。
★ヴィクトリアマイルの枠順はこちら 調教タイムも掲載
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