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【東西現場記者走る】ドンキ、距離の壁ぶち破る
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5週続けて東京競馬場で開催されるGIの第2弾は、上半期の古馬女王を決めるヴィクトリアマイル(13日、芝1600メートル)。GI馬6頭が参戦する豪華な顔触れだ。1週間の密着取材で勝ち馬を探る連載『東西現場記者走る』は、大阪サンスポの斉藤弘樹記者(38)が担当する。初日は3年前の桜花賞馬レッツゴードンキに注目。ポイントとなる距離克服への手応えを探った。
午前5時に目を覚まして窓の外をのぞくと、予報通りの大雨…。気持ち良くスタートとはいかなかったが、レース後に笑顔で終われるように、気合を入れて取材開始だ。
今回は4、5、6歳の3世代からGI馬6頭が出走する百花繚乱(りょうらん)の顔触れ。その中から初日は、最年長のレッツゴードンキに注目した。過去2年は10、11着だが、梅田調教師は気合十分だ。
「テンションを上げないように、おつりを残すというか気持ちに余裕を持たせている。去年までと同じことをしていてもダメだからね」
“マイル仕様”に向けて、工夫をこらした。前走の高松宮記念時は、1週前に岩田騎手がまたがって坂路4ハロン49秒2の猛時計をマーク。スプリント戦に向けてスイッチを入れた。しかし、今回の1週前追いは騎手を乗せず、この馬としては地味な4ハロン52秒2のソフト調整。さらに中間は、コースで乗る量を増やすなど長めの距離を意識してきた。「前走後は1回テンションを下げてから、じわっと上げてきている。在厩で調整して、すごくリラックスできている」と梅田師は順調さを告げた。
3歳春の桜花賞を制したあとは、悔しい思いの方が多い。GIでは4度も2着がある。ただ、能力には衰えがない証し。距離克服のめどさえ立てば、勝ち負けを演じる力があるのは間違いない。
コンビを組む岩田騎手の勢いも後押しする。2週前の天皇賞・春をレインボーラインで勝つと、先週は3日に交流GIIの兵庫CSをテーオーエナジーで圧勝。さらに京都新聞杯は11番人気のアドマイヤアルバで2着、NHKマイルCも9番人気のレッドヴェイロンで3着と好調だ。
「ジョッキーも乗れてきているしね。左回りも関係ないし、輸送も気にならない。要は折り合いだけ。桜花賞馬だし、折り合いさえつけばマイルでも走れる」
梅田調教師は人馬に厚い信頼を寄せる。円熟期を迎えているドンキが三度目の正直をかなえるかもしれない。 (斉藤弘樹)
★ヴィクトリアマイルの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
東西現場記者走る 2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西の精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の紙面。
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