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【NHKマイルカップ】ズバリ調教診断!

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日曜日に行われるNHKマイルカップの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。





カツジ
1週前追い切りでは、時計を要するコンディションにもかかわらず、栗東坂路で4F自己ベストかつラスト1F12秒1の好時計を計測。栗東CWで行われた今週の追い切りでは、長めから追われて上々の伸び脚を披露した。均整のとれたフォームとスムーズな脚捌きが印象的。好ムードであることは間違いない。

ファストアプローチ
1週前に南Wで行われた3頭併せでは、併走同入のゴーフォザサミットに手応えで見劣りはしたものの、追いかけてきたオブセッションを完封。同じく南Wで実施した今週の追い切りでも、力強い脚捌きを見せた。頭が若干高めなところは気になるが、悪くない仕上がりと言えよう。

テトラドラクマ
1週前の坂路追い切りでは、重い馬場をものともせずラスト1F12秒2を計時。同じく坂路で行われた今週の追い切りでは、4F52秒6、ラスト1F12秒1の好ラップを馬なりでマークした。約3カ月ぶりの実戦の割に、速い時計を出した本数が少ない点は気がかりだが、動きそのものは悪くなく、走れる態勢にあるとみたい。

フロンティア
栗東CWで1週前に行われた追い切りでは、悪いコンディションにもかかわらず、長めから追われてラスト1F11秒台前半の好ラップを計測。栗東坂路の最終追い切りでも、ラスト12秒1の好タイムで走り抜けた。右側に少しヨレる点は気になるが、追われてからの伸び脚はなかなかのもの。中間の気配は明らかに前回よりも上向いている。

プリモシーン
この中間は短期放牧に出されて再調整。29日に坂路入りして、ラスト1F12秒3のラップを計測。最終追い切りは南Wで3頭併せを実施。多少行きたがる面を見せたものの、しっかりとした脚取りで駆け抜けた。ただし、乗り込み量は前回同様に少なめ。牝馬限定の重賞ならともかく、牡馬混合のG1では最後の詰めが甘くなる可能性もあるので、その点には注意を払いたい。

リョーノテソーロ
1週前に南Wで6Fからマズマズの時計をマーク。同じく南Wで行われた今週の追い切りでは、4Fから追われて余力を残したまま、ラスト1F12秒台半ばの好ラップで走り抜けた。ただし、伸び脚は前回の最終追い切りのほうが良かった印象。悪くない仕上がりの半面、上積みがあるかどうかについては、少々疑問が残る。

タワーオブロンドン
この中間は坂路主体で軽めの調整。1週前までの時計に特筆できるようなところはなかったが、今週の追い切りではラスト1F12秒0の好ラップを計測。少しズブい面があるものの、加速してからの脚元の回転力には目を見張るものがある。活気も十分で、力を出せる仕上がりと見ていいだろう。

ダノンスマッシュ
1週前に栗東CWで3頭併せを行い、上々の伸び脚&併走先着を果たした。栗東坂路の最終追い切りでは、単走かつ馬なりで楽々と及第点の時計をマーク。動き自体も悪くなく、この馬なりに良い状態ととらえてもいいのではないか。

ギベオン
栗東CWで実施した1週前追い切りは、M.デムーロ騎手が跨って長めから併せ馬を行い、上々の伸び脚を披露した。半面、栗東芝の最終追い切りは、単走でモタついた素振りを見せるなど、冴えない動き。併走馬がいないとマジメに走らないのか、あるいはデキ落ちなのか、判断に悩ましい1頭である。

パクスアメリカーナ
中2週と間隔が詰まることもあってか、この中間は上がり重点の調整。1週前に栗東CWでラスト1F11秒台の好ラップを計時。29日の併せ馬では及第点以上のラップを刻んできた。栗東芝で実施した最終追い切りでも、豪快なフットワークを披露。状態は着実に上昇しているものと思われる。

ケイアイノーテック
3走連続中3週かつ再度の東上とあってか、この中間は栗東坂路で軽めの調整。1週前の時計に目立つものはなかったが、今週の追い切りでは、ラスト1F12秒2と終いのラップを詰めてきた。動きを確認する限り、疲れ&デキ落ちは見受けられない。あとは、輸送をこなせるかどうかが焦点になる。

アンコールプリュ
この中間は意欲的に乗り込み、2週前と29日に栗東CWで長めから追われ、マズマズの時計を計時。今週は軽めの調整ながらも、安定感のあるフォームで、素軽い走りを見せた。舌を出している点は気になるが、及第点のデキと言えるのではないか。

ルーカス
南Wで行われた最終追い切りではタフなコンディションのなか、及第点の時計をマークした。ただし、十分に乗り込まれた前回とは打って変わって、この中間の調教本数は控えめ。気性面を考慮したパターン変更と思われるが、これが良いほうに出るかどうかはわからない。ジャッジするに悩ましい1頭である。

デルタバローズ
南Wにて実施した今週の追い切りでは、馬なりでラスト1F12秒台半ばの好ラップを計時した。半面、放馬などの影響で、中間の調整に狂いが生じている点は気がかり。このひと追いでどこまで立て直せるか、といったところか。

カシアス
今週の追い切りは栗東CWで長めから単走で実施。全体時計はそれなりに出ているが、攻め巧者の同馬にとって目立つものではない。走りについても、首の動きにスムーズさを欠き、スピードに乗りきれない印象を受けた。もう少しリラックスできればいいのだが……。

ミスターメロディ
この中間は栗東CWと栗東坂路を併用して入念な調整。CWで行われた最終追い切りでは、キレイな加速ラップを計時した。行きたがる面と手前の替え方のぎごちなさが気になる半面、テンを抑えて終いの脚をしっかり伸ばしているところは好感が持てる。馬っぷりも悪くなく、状態はかなり良いほうかもしれない。

レッドヴェイロン
幼さが目立つ馬で調教評価に悩ましい1頭。栗東CWで行われた1週前追い切りのラップの踏み方を見ても、同馬のつかみどころのなさが窺える。とは言え、栗東坂路で実施した最終追い切りの動きは、なかなかのもの。完歩が乱れるシーンもあるが、前回と比べたら数段マシ。追われてからの反応も悪くなく、少なくとも状態面についての不安はない。

ロックディスタウン
南Wで行われた今週の追い切りは、終いこそ要したものの、全体時計はマズマズ。動きについても、脚と馬体が連動するスムーズなフォームが目を引いた。掛かる面もあまり窺えず、とくに悪い点が表面化しているわけではない。中間の気配だけを検証すると、もっと実戦で走れてもいいハズだが……。



ウマニティ重賞攻略チーム

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