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【アーリントン】レース展望


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【アーリントン】レース展望

 阪神では土曜メインに3歳のGIIIアーリントンC(14日、芝1600メートル)が組まれている。昨年までは2月末から3月はじめに行われていたが、今年からNHKマイルC(5月6日、東京、GI、芝1600メートル)のトライアルレースとして時期が遅くなり、3着までに本番への優先出走権が与えられる。

 実績では京王杯2歳S勝ち馬で、朝日杯フューチュリティS3着のタワーオブロンドン(美浦・藤沢和雄厩舎、牡)が最上位。その朝日杯は、勝ったダノンプレミアムには引き離されたが、皐月賞で有力視されている2着のステルヴィオとはクビ差だった。ただ、これまでのレースぶりから1400メートルあたりがベストの印象があるだけに、マイル戦での最後の粘りがポイントになるだろう。

 インディチャンプ(栗東・音無秀孝厩舎、牡)は新馬(1400メートル)、500万下(1600メートル)と連勝後、1800メートルの毎日杯で3着に好走。上がり3ハロン最速の33秒6をマークして、性能の高さを証明している。もちろん、マイルでも何ひとつ不安はなく、今回も好勝負は十分可能だ。

 パクスアメリカーナ(栗東・中内田充正厩舎、牡)は初勝利に3戦を要したが、休み明けだった昇級初戦のこぶし賞も快勝。当時の1馬身1/2差の2着はその後ニュージーランドTで2着に入ったケイアイノーテックだけに、重賞で通用する下地はある。

 ラセット(栗東・庄野靖志厩舎、牡)も初勝利までに4戦かかったが、いきなり重賞のきさらぎ賞に挑戦して、前残りの展開をメンバー最速の上がりで3着に好走。1週前追い切りで長めから好タイムをマークしており、今回も上位争いが期待できる。

 同じくレッドヴェイロン(栗東・石坂正厩舎、牡)も5戦目の前走でようやく初白星を挙げたが、逃げて5馬身差の圧勝だった。1800メートルとはいえ、今回と同じ阪神芝外回りだけに、舞台適性では上位とみていい。兄4頭が重賞勝ち馬で、姉レッドアヴァンセも先週のサンスポ杯阪神牝馬S2着と好走している。血統的にも期待は大きい。

 エアアルマス(栗東・池添学厩舎、牡)は左後肢跛行でシンザン記念を馬番確定前に取り消したが、その後の調整過程を見ていると、仕上がりに問題はなさそうだ。阪神芝外回り1600メートルの未勝利戦の勝ち方が圧巻で、好勝負を演じても不思議ではない。

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