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米本代表取締役、海外挑戦にも意欲
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第78回桜花賞(8日、阪神11R、GI、3歳牝馬オープン国際(指)、定量、芝・外1600メートル、1着本賞金1億500万円、1~5着馬にオークスの優先出走権 =出走17頭)シルクレーシングは、2014年9月に現在の名称に変更になってからGI初勝利。米本昌史代表取締役(43)は喜びをかみしめた。
「国枝先生が最初からほれ込んで『厩舎のベストだ』といってくださっていて、ポンポンとここまで来ましたね。最後の直線は伸びてきているのが分かったので、『よしよし、本当に強いなあ』と。声はそんなに出なかったですね」と快勝劇を振り返り、「周りの方は『大きなところにいける』といってくれる。適鞍があればと思うので、先生と話し合っていきたい」と海外挑戦にも意欲を示した。
生産者のノーザンファームは1~3着を独占。吉田勝己代表(69)は「今までにない勝ち方。ロードカナロアは、初年度産駒でこれだけの馬を出すのはすごい」と、そろってGI初勝利を飾った父子を絶賛。2006年のエリザベス女王杯を勝った母フサイチパンドラは昨年死亡。2歳の半妹ユナカイト(父ヨハネスブルグ)は美浦・木村厩舎に入厩予定で、1歳の牡(父ルーラーシップ)が最後の産駒となる。
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