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垣本大樹
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中央競馬ニュース
《阪急杯＝Ａ》１２００メートル通過が１分８秒１。普通のスプリント重賞で勝ち負けになるペースで逃げたダイアナヘイローは、さすがにラスト１ハロンで失速しながらも押し切った。追い込んだレッドファルクスは、内めの枠。外に出すために位置を下げるしかなく、そのぶんの３着だったが、ラスト３ハロン３３秒４はさすがだった。
《シルクロードＳ＝Ｂ》セイウンコウセイがハナを主張。ダイアナヘイローが競りかけなかったことでマイペースに持ち込んだ。前半３ハロン３４秒０なら先行勢は楽。ぴったりセイウンの直後につけたファインニードルがゴール前で楽々と抜け出したが、上位２頭はハンデの重い馬。後続は少し物足りない。
《夕刊フジ賞オーシャンＳ＝Ｂ》前半３ハロン３３秒５は、中山のスプリント戦としては速いペース。キングハートが楽に好位につけて接戦のゴール前を制した。それでも、６着までが０秒１差。力の差はほとんどない。Ｖタイム１分８秒３も水準級。
◇結論◇ どのレースもレベルに大差はない。負けた馬の巻き返しも当然、あり得るだろう。その中ではレッドファルクスが最有力。ペースが速かったとはいえ、阪急杯で見せた末脚の威力は上位だ。今回もネロ、セイウンコウセイ、ダイアナヘイローと先行馬がそろい、展開は明らかに向く。ファインニードルは楽なペースの２番手から完勝だったが、５７キロのハンデで２馬身差は力の違いを示すものだった。
★高松宮記念の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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