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【阪神大賞典】レインボーラインが約2年ぶりの重賞V


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【阪神大賞典】レインボーラインが約2年ぶりの重賞V

 3月18日の阪神11Rで行われた第66回阪神大賞典(4歳以上オープン、GII、芝・内3000メートル、別定、11頭立て、1着賞金=6700万円)は、岩田康誠騎手騎乗の3番人気レインボーライン(牡5歳、栗東・浅見秀一厩舎)が2016年2月のアーリントンカップ以来、約2年ぶりの勝利を挙げた。タイムは3分3秒6(良)。

 ヤマカツライデンがレースを引っ張り、5ハロンごとのラップが60秒1-63秒3-60秒2という急・緩・急のスタミナを要求される流れ。レインボーラインは中団追走から外々を回って進出して直線半ばで先頭。内に切れ込むシーンはあったが、そのまま後続の追撃を振り切って、天皇賞・春(4月29日、京都、GI、芝3200メートル)の優先出走権を獲得した。

 1馬身1/4差の2着には中団追走から外めを伸びたサトノクロニクル(4番人気)、武豊騎乗の1番人気クリンチャーは好位追走から流れ込み、2着馬からさらに1馬身半差遅れた3着に入った。

 阪神大賞典を勝ったレインボーラインは、父ステイゴールド、母レーゲンボーゲン、母の父フレンチデピュティという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は三田昌宏氏。通算成績は21戦4勝。重賞は2016年アーリントンC・GIIIに次いで2勝目。阪神大賞典は、浅見秀一調教師は1998年メジロブライトに次ぐ2勝目、岩田康誠騎手は2008年アドマイヤジュピタ、2014&15年ゴールドシップに次ぐ4勝目。

 ◆岩田康誠騎手(1着 レインボーライン)「去年もいいレースをしてくれてたし、GIに届くレースをしたかった。長丁場なので折り合いだけ頭に入れて乗りました。流れもよく折り合いもつきましたし、馬体も去年よりも今年のほうがしっかりしている。順調に行ってほしいですね」



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