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第27回フェブラリーS(21日、東京11R、GI、4歳上オープン国際、定量、ダ1600メートル、1着本賞金9400万円=出走15頭)国内では無敵だ! 佐藤哲三騎乗のエスポワールシチーが断然人気に応えて圧勝。GI4連勝を決めると同時に、JCダート&フェブラリーSの中央ダートGI完全制覇を達成した。1分34秒9(良)。今後はドバイワールドカップで世界制覇に挑む。2馬身半差2着にテスタマッタ、連覇のかかったサクセスブロッケンは3着に終わった。
強い。ただそのひと言しか出てこない。直線で抜け出すと、スタンドからは歓声ともため息ともつかぬ声が上がる。見ている者も驚嘆する強さ。1・7倍の圧倒的な1番人気エスポワールシチーが、父ゴールドアリュールも勝ったフェブラリーSを制してGI4連勝。ダート界のチャンピオンの座を守った。
「また強くなってる」
馬上から降りた佐藤哲三騎手は、最初につぶやいた。デビュー当初からつきっきりで向き合い、素質を開花させたジョッキーをして、驚かせる成長をエスポワールはこの大舞台で見せた。
「スタートの芝の部分が速くない。そこが一番の心配だった。ローレルゲレイロを見ながら行くのが一番いいと思っていたから、そのためにもスタートを決めないと」
ジョッキーが最も神経を集中させて臨んだスタートは、ダッシュを利かせてゲレイロの2番手。理想的なポジションで、勝負はこの時点で決まったといっても過言ではない。先行すると思われたリーチザクラウンなども行かず、そうなれば直線でゲレイロをかわすだけだ。
「直線で何かが来ているとは思ったけど、かわされるとは思わなかったですよ。本当に強くなっている」
タイム1分34秒9は、良馬場では06年のカネヒキリに並ぶ速いもの。JCダートに続き国内制圧を果たし、日本に敵はいない。
「ぜひ勝っていきたいと思います」。レース前に招待を受けたドバイワールドC(3月27日、メイダン、GI、AW2000メートル)についてそう話していた安達昭夫調教師も、引き上げてきた愛馬を満足そうな笑顔で出迎えた。あくまでも「オーナーと相談して決めます」というが、この強さを見せられては、結論は見えている。
「初めて乗った時から、ビッグレースを使ってみたいと思っていました。今はそういうレベルまで来ていますから」
機は熟した。佐藤哲騎手が感じている確かな手応えは、陣営にとっても同じ思い。仏語で「希望」を意味するエスポワールが、世界最高峰レースで夢の実現を目指す。(柴田章利)
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