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第102回京都記念(21日、京都11R、GII、4歳上オープン国際、別定、芝・外2200メートル、1着本賞金6400万円=出走12頭)3番人気のアサクサキングスが好位から抜け出し、一昨年の菊花賞以来となる重賞3勝目を挙げた。2着に1番人気のサクラメガワンダー。なおアドマイヤオーラは発走直前に右肩跛行を発症し、競走除外となった。
失いかけていた自信を取り戻す勝ち星だった。アサクサキングスが、菊花賞以来1年4カ月ぶりとなるV。久々に存在感をアピールした。
「最後は一番いい形になった。馬体を併せたら力を出すタイプ。GI馬だし、負けられないという気持ちもありました」
四位洋文騎手が会心の笑みを浮かべる。有馬記念で最下位(14着)に敗れたあと、懸命に立て直した成果が出た一戦。力で1番人気のサクラメガワンダーを振り切った。
「有馬記念の敗因が不明で不安なところはあった。でも、これだけいい勝ち方をしてくれたら…」。大久保龍調教師はホッとした表情を見せた。これで再びGI戦線の主役候補に浮上。今後は天皇賞(5月3日、京都、GI、芝3200メートル)が本線だが、シンガポール航空国際C(5月17日、GI、クランジ、芝2000メートル)も視野に入れて調整が進められる。
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