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2月17日の東京11Rで行われた第68回ダイヤモンドステークス(4歳以上オープン、GIII、芝3400メートル、ハンデ、14頭立て、1着賞金=4100万円)は、58.5キロのトップハンデを背負った1番人気フェイムゲーム(セン8歳、美浦・宗像義忠厩舎)がクリストフ・ルメール騎手に導かれ、2014年、15年に次ぐこのレース3勝目を挙げた。タイムは3分31秒6(良)。フェイムゲームはハーツクライ産駒で、同産駒が3着以内に入るのは12年から7年連続。2着はリッジマン(5番人気)、3着はソールインパクト(6番人気)だった。
グランアルマダが逃げて、ラブラドライト、レジェンドセラー、ハッピーモンメントが続く展開。フェイムゲームは後方4番手から2周目向こう正面で外からポジションを少し上げていった。直線に入ると、レジェンドセラーが先頭へ。その後、プレストウィックがかわそうとしたが、中団につけていた馬が一斉に襲いかかり、そのうち外からグングン伸びてきたフェイムゲームが差し切り勝ちを収めた。1馬身3/4差の2着リッジマン、さらに1馬身1/4差の3着ソールインパクトも道中は中団待機組。2番人気ホウオウドリームは7着だった。
フェイムゲームは、父ハーツクライ、母ホールオブフェーム、母の父アレミロードという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は28戦7勝(うち海外2戦0勝)。重賞は13年京成杯・GIII、14年ダイヤモンドS・GIII、アルゼンチン共和国杯・GII、15年ダイヤモンドS・GIII、17年目黒記念・GIIに次いで6勝目。ダイヤモンドSは、宗像義忠調教師は14年、15年(ともにフェイムゲーム)に次いで3勝目。クリストフ・ルメール騎手は07年トウカイトリックに次いで2勝目。
◆クリストフ・ルメール騎手「福永さんの馬(ソールインパクト)をマークしていった。直線で反応は早くなかったけど、スタミナがあるから、最後に伸びてくれました。8歳だけど頑張っています。経験もスタミナもある馬だから、ドバイ(招待状が届いた3月31日のドバイゴールドC)はいいチャレンジになるよ」
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