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【東西現場記者走る】レッツゴードンキ、自信の参戦
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東西サンスポの精鋭記者が、1週間の密着取材でGIの勝ち馬を探し出す『東西現場記者走る』。フェブラリーSは大阪サンスポの山口大輝記者(26)が担当する。連載3日目は、この日の追い切り後に参戦が決まったレッツゴードンキと、エルムSを制しているロンドンタウンに注目。両馬とも、この舞台で変わり身が期待できそうだ。
取材開始以来、気をもんでいたのが、来週の阪急杯との両にらみで調整していたレッツゴードンキだ。2015年の桜花賞馬で、昨年の高松宮記念、スプリンターズSでともに2着。ダートは1戦しかしていないが、一昨年のJBCレディスクラシック(交流GI・川崎、1600メートル)で2着の実績がある。
能力は間違いなく上位で、ダート適性もある。出走すれば怖い存在になるが、梅田調教師を直撃すると、「出走するよ。幸騎手で」と出走へGOサインが出た。
この日は、坂路で単走追い。スピード感あふれる走りで、力強く傾斜を駆け上がっていく。走る気満々で、4ハロン50秒9-12秒4でフィニッシュ。8日にも4ハロン49秒7-12秒0の猛時計をマークしており、昨年12月の香港スプリント6着以来になるが、仕上がりはよさそうだ。陣営が両にらみからGIに舵を切ったのもわかる気がする。
厩舎に突撃して気になる距離について聞いてみた。昨年のヴィクトリアマイルは、掛かり気味に先行して11着と惨敗。担当の寺田助手は「(脚元を気にする分)ダートの方が折り合いはつきやすいと思います。(東京コースも)合いそうですね」と不安はなさそうだ。
馬房のドンキをのぞくと、カイバをもりもり食べ、元気いっぱい。本命候補に急浮上だ。
金曜は美浦で取材。栗東を引き揚げる前にどうしても、ロンドンタウンを取材したかった。前走は東京大賞典で5着だったが、距離短縮と広いコースがプラスに。牧田調教師も「良い条件ですね。短い距離もいいと思います」と前向きだ。
昨年のエルムSは、テイエムジンソクを破ってV。チャンピオンズCは15着に終わったが、力さえ発揮できれば、違った姿がみられるはず。馬券的にも妙味はたっぷりだろう。
金曜は枠順が確定。そろそろ本命候補を絞らないと…。栗東で集めた話を整理しながら、新幹線に乗り込んだ。 (山口大輝)
★フェブラリーSの枠順はこちら 調教タイムも掲載
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