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エルコンドルパサーで凱旋門賞2着 二ノ宮調教師が勇退

ウマニティ

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 JRAは13日、1999年のエルコンドルパサー、2010年のナカヤマフェスタと2度にわたって仏GI凱旋門賞2着を経験するなど、多くの名馬を育ててきた二ノ宮敬宇(よしたか)調教師(65)=美浦=が今月いっぱいで勇退すると発表した。

 二ノ宮師は、牧場勤務を経て、1978年に橋本輝雄厩舎の調教助手として競馬界入り。90年に調教師免許を取得して、厩舎を開業した。98年にエルコンドルパサー共同通信杯を制して重賞初勝利を果たすと、NHKマイルC、ジャパンCも勝ってトップトレーナーの仲間入り。99年には同馬で約半年におよぶフランス遠征を敢行し、仏GIサンクルー大賞優勝、凱旋門賞2着など実績を残して、世界にその名をとどろかせた。

 2005年以降、昨年まで13年連続でJRA重賞勝ち。10年に宝塚記念を制して、凱旋門賞でも2着に奮闘したナカヤマフェスタや、12年のエリザベス女王杯レインボーダリア、14年の最優秀2歳牝馬ショウナンアデラ、16年の皐月賞ディーマジェスティなど、続々と一流馬を育成した。13日現在、JRA通算6946戦676勝。重賞はGI・6勝を含む30勝で、ほかに海外での重賞2勝がある。

 14年から16年にかけては日本調教師会会長を務めるなど活躍してきたが、昨年以降は体調を崩すことがあり、陣頭指揮をとれないことも増えていた。現在は美浦トレセンでの調教に顔を出しているが、定年まで5年を残して「外から競馬を見たい」と勇退を決断。日本調教馬の可能性を広げ、世界との距離を飛躍的に縮める偉大な功績を残した名トレーナーが、惜しまれつつトレセンを去る。

 ◆二ノ宮敬宇調教師 「毎週の競馬開催に追われ、厩舎開業から28年が過ぎてしまいました。これまで調教師会会長や、海外遠征等、十分な成果は得られませんでしたが、貴重な経験をさせていただきました。突然で申し訳ございませんが、65歳になり、外から競馬を見ようと思い、2月末で退職させていただきたいと思います。今まで支援していただいた馬主、協力してくれた牧場関係、支えてくれた従業員、応援していただいたファンの皆様に心より感謝いたします。そして、愛おしい馬達に対し、ありがとうございました」

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