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第45回京都牝馬S(31日、京都11R、GIII、4歳上牝馬オープン国際、別定、芝・外1600メートル、1着本賞金3800万円=出走15頭)イタリアのミルコ・デムーロ騎手(31)が、初コンビのヒカルアマランサスで14頭をゴボウ抜き。1番人気に応えて念願の重賞初制覇だ。1分36秒4(稍重)。管理する池江泰郎調教師(68)はこの日の中京10RでJRA通算800勝を達成し、喜びに満ちた1日となった。半馬身差2着はベストロケーション、3着は2年連続でザレマが入った。
格上挑戦ながら1番人気に支持されたヒカルアマランサスが、大外一気の豪脚でライバルたちを粉砕した。
「馬場の内側が重いので、外を回りたいと思っていた。中団から行くことも考えたが他の馬の出方を見てあの位置(最後方)に。距離は多少、短いと思っていたけど、うまくこなしてくれたね」
この日が初騎乗だったとは思えないほどデムーロ騎手の冷静な判断が冴えた。短期免許で来日した1週目で、その確かな手腕を見せつけた。
レースは淡々とした流れで進む。朝からの雨で重くなった馬場の影響もあり、完全に“先行有利”の展開に…。それでも最後方待機のまま直線を向く。鞍上のGOサインを合図に1頭、また1頭と視界から消し、14頭目を抜き去ったところが重賞初Vのゴールだった。
「少し不安だったけど中京のレース(年末の愛知杯4着)を見て、とてもいい馬だと感じたので頑張ろうと思った」
ビッグチャンスは逃さない。斤量52キロに乗るために、デムーロは自らの体を絞って、この一戦に備えていた。
デビュー2連勝で昨春のクラシック候補と騒がれた。だが、カイバ食いが細く、馬体を維持することもままならず、クラシックには無縁だった。苦しい日々を耐え、ようやく素質が開花した。
「無理使いしなかったのが良かったのか、今は調教でもビシビシ鍛えられる。骨格がある馬だから、もう少し大きくなると思うし、今後は大きい所へ行きたいね」
このレースの前にJRA通算800勝を達成した池江郎調教師も成長した姿に目を細める。同期にブエナビスタやレッドディザイアらがいる“最強牝馬世代”の一角に名乗りを上げたヒカルアマランサスが、今後どれだけ差をつめていくのか、楽しみに待ちたい。(瀬戸聡)
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