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【日刊中山金杯】レース展望


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【日刊中山金杯】レース展望

 2018年の中央競馬は1月6日に開幕。年明け恒例の金杯は同日、東西で組まれており、中山では第67回中山金杯(GIII、芝2000メートル)が行われる。15年にはラブリーデイがここで重賞初制覇を飾り、同年に宝塚記念、天皇賞・秋を含む重賞6勝と活躍。馬券的にも、古馬戦線を見据えるうえでも、一年の計を占う注目必至のレースだ。なお、馬齢表記は新年度のものを掲載する。

 中心は飛躍を目指す明け4歳勢。中でも注目はウインブライト(美浦・畠山吉宏厩舎、牡4歳)だ。3歳秋初戦の毎日王冠こそ強力メンバー相手で10着に敗れたが、続く福島記念で好位から長くいい脚を使って重賞2勝目を挙げた。中山コースはフジテレビ賞スプリングS勝ちを含め【2・1・0・1】。唯一の着外である皐月賞も18頭立て(17)番枠という不利のなか0秒5差(8着)と善戦したように、持ち前の機動力を生かせる舞台だ。「まだ馬体に緩さはあるけど、普段から運動量を増やしているし、ちょうどいい感じに仕上がると思います。いいスタートを切りたい」と主戦の松岡正海騎手も腕をぶしている。ハンデ56キロはスプリングSで背負った斤量で、年長馬に強豪不在のメンバー構成なら不安はない。前年のツクバアズマオーに次ぐステイゴールド産駒による連覇の期待は大きい。

 セダブリランテス(美浦・手塚貴久厩舎、牡4歳)もV有力だ。ラジオNIKKEI賞で、デビュー3連勝で重賞初制覇。続くアルゼンチン共和国杯は0秒6差3着に敗れたが、中間に順調さを欠いたなか、同世代のダービー2着馬である勝ち馬スワーヴリチャードとは完成度と距離適性の差も出た印象だ。キャリア4戦を思えば、まだまだ成長が望める。距離短縮は歓迎で、小回りコースへの適性も証明済み。ハンデ55キロも同世代の比較では有利だ。

 ダイワキャグニー(美浦・菊沢隆徳厩舎、牡4歳)は、3歳春にプリンシパルSを勝ち、ダービーでは14着に敗れた。しかし、秋初戦の毎日王冠でGI勝ちのある1、2着馬に0秒2差の4着と好走。続くキャピタルSは年長馬相手に好タイムで快勝し、夏を越しての成長を感じさせた。全4勝が左回りの東京コースで、右回りでは中山の弥生賞で9着に敗れているが、その1戦だけで評価を下げるのは禁物だ。キングカメハメハ産駒は15年、16年(ヤマカツエース)の連覇を含め【2・0・1・4】と目を引く好走率。重賞勝ちがない身でハンデ56キロは見込まれた感もあるが、今の充実ぶりなら課題を克破しての初タイトルも可能性は十分にある。

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