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◆疲れもなく順調〔1〕シュヴァルグラン
昨年3着馬は坂路を4ハロン63秒0-15秒7で駆け上がった。「疲れもなくいい感じですよ。前走はある程度余裕残しもあった。枠もいいし、キタサン(ブラック)や外国馬の出方を見ながらレースができれば」と友道調教師はまとめた。
◆仕上がりに自信〔3〕ギニョール
逃げてGI連勝中のドイツ馬は、東京競馬場の芝コースをキャンターで1周。この日も強い負荷をかけることはなかったが「前回のレースから間隔も短いし、日曜に白井で強めの運動をしている。すごく状態はいいし、ピリッとしてきた」とカルヴァロ調教師は仕上がりに自信を見せた。
◆気合乗ってきた〔4〕キタサンブラック
GI7勝目を狙う昨年の覇者は、4ハロン63秒9-16秒6で登坂したあと、ゲート練習。清水久調教師は「ゲートにいくとやっぱり違いますね。気持ちが入っているなという感じでした。馬が競馬だとわかっていますね」と頼もしそうに話した。
◆藤岡師デキ強調〔5〕サウンズオブアース
調教後馬体重が前走時から10キロ増の510キロだったが「前走が減っていたからね(12キロ減)。プラスになるだろうね」と藤岡調教師。むしろ好材料とみてよさそうだ。「追い切ったあとも硬さはみられないし、いい状態」と万全を強調した。
◆昨年より手応え〔6〕イキートス
2年連続の参戦となるドイツの末脚自慢は、東京競馬場のダートコースで3ハロン45秒0-12秒7。「前回のレースから間隔があまりないので、ちょっとだけ強めに。去年(7着)と比べて感触がいいし、本当に良くなっている。東京に来ても自分の家にいるような感じで落ち着いているよ」とグリューシェル調教師は目を細めた。
◆引き続き好気配〔7〕ディサイファ
坂路1本→南Wコースでキャンター調整。天皇賞・秋(7着)から中3週になるが、「追い切りの後もいい感じ。枠も(〔4〕枠(7)番なら)悪くないし、いつでも変わらないのが、この馬のいいところだね」と矢崎厩務員は好気配を伝える。
◆昨年6着の雪辱〔9〕レインボーライン
天皇賞・秋3着馬は、Pコースを1周した。若松厩務員は「いつも通りです。順調にきています。いつも一生懸命に走ってくれますからね」と目を細めた。3歳で挑戦した昨年は6着だったが、成長した姿を見せられるか。
◆「気分が前面に」〔10〕ブームタイム
2走前にGI初制覇をを果たした豪州馬は、東京競馬場の芝コースを1周。パリッシュ騎手を背に7ハロン95秒7、3ハロン39秒8-13秒5を馬なりでマークした。「末脚を伸ばす感じで1ハロン14秒程度。すごく前に行きたいという気分が前面に出ていた。これが日曜のレースでも出てくれれば」とヘイズ調教師は期待を込めた。
◆有力馬見ながら〔11〕マカヒキ
角馬場で体をほぐした後、CWコースで態勢を整えた。友道調教師は「前走、あの馬場(不良)でもしまいはしっかりきているし、ダービーの頃の雰囲気に戻ってきた。有力馬が内にいるし、それを見ながら行ってくれれば」と話した。
◆「体絞れ素軽く」〔13〕シャケトラ
坂路を4ハロン63秒0-14秒6で登坂した。「順調にきています。体もしっかり絞れてきて、素軽くなっている。右回りとか左回りとかは関係ない。使った効果はあるし、しまいを生かしたい」と角居調教師は意気込んだ。
◆仕上がり太鼓判〔14〕アイダホ
3カ国でGI6勝のハイランドリールの全弟は、前日同様、東京競馬場の装鞍所、パドックを見せてからダートコース入り。1ハロン15秒前後のキャンターでラスト1ハロン14秒7をマークした。「動きは満足のいくもの。体温がすぐに上がる馬だが、リラックスして汗はかいていない」とコマフォード助手は順調な仕上がりに胸を張った。
◆行きっぷりよし〔15〕ワンアンドオンリー
坂路を4ハロン60秒7-14秒4で駆け上がった。「行きっぷりもいい感じですし、だいぶ気持ちも乗ってきています。あとはジョッキーがうまく乗ってくれると思うし、中団くらいでスッと内に入れれば」と橋口調教師は見通しを口にした。
◆馬体重増もOK〔16〕ヤマカツエース
CWコースを1周し、体をほぐした。調教後の馬体重が前走から22キロ増だったが「輸送でそれぐらい減るからね。カイバは(輸送車の中でも)食べるみたいなんだけど。前走と同じぐらいで出られそう」と池添兼調教師は説明した。
◆大外でも前向き〔17〕ラストインパクト
坂路で4ハロン64秒0-15秒2をマークして土曜の輸送に備えた。角居調教師は「リフレッシュ放牧から帰厩して、順調にきています。体重も維持できている。枠は仕方がないし、結果(一昨年2着)が出ているコースなので」と前向きに語った。
★ジャパンCの枠順はこちら 調教タイムも掲載
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