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ジャパンカップ(26日、東京、GI、芝2400メートル)の追い切りが22日、滋賀・栗東トレセンで行われた。昨年の覇者でGI6勝馬キタサンブラック(栗東・清水久詞厩舎、牡5歳)は、CWコースで6ハロン84秒9を余裕たっぷりにマーク。サンケイスポーツ調教評価は最高ランクの『S』だ。レースで騎乗する武豊騎手(48)も「さらに勝ちたいという気持ち」と闘志満々で、史上最多タイとなるJRA・GI7勝目へ万全の態勢が整った。枠順は23日に確定、24日は金曜発売が実施される。
これが、GI6勝を積み重ねた名馬の貫禄か。キタサンブラックがCWコースで余裕の最終追い切り。いつも通りの大きなフットワークに、調整役を務めた黒岩騎手(レースは武豊騎手)は納得の表情を浮かべた。
「心配事はないですね。(前走から)これぐらいなら大丈夫というぐらい回復していますし、さらに上向いている」
気温0度の突き刺す寒さのなか、まっさらな朝一番の馬場に姿を現した。僚馬のビップレボルシオン(1000万下)を2~3馬身追走し、馬なりで外を通り直線へ。ゴール直前で少し促された程度で、最後まで手応えは楽なまま、6ハロン84秒9、3ハロン40秒0-12秒8で併入した。
軽めの追い切りだが、15日にCWコースでの1週前追い切りで6ハロン81秒1-12秒2と負荷をかけられており、これは計算通り。清水久調教師は「内容もよかったですし、いい評価を出してあげられます」と、満足そうにうなずいた。
確かに毛づやは良く、胸前、トモ(後肢)ははち切れんばかりの筋肉で天皇賞・秋の反動やダメージは感じられない。余裕のある走りからも、むしろ休み明けを使った上積みは大きく、前走以上の状態で臨めそうだ。トレーナーも「去年以上と思ってもらっていいと思います」と連覇に自信をみせた。
史上最多タイのGI7勝目へ期待は膨らむ。8日の調教中に落馬負傷した武豊騎手だが、19日に復帰。ジャパンCに向けて、こちらも万全の態勢で、ラストランへのカウントダウンに貪欲に勝利を求める。
「(現役)残り3戦と決まってからの初戦の天皇賞(秋)だったので、なんとしても結果を出したいという気持ちが強かった。良い結果を出すことができて、さらに勝ちたいという気持ちは強くなりました」
残るレースは、今回のジャパンCと有馬記念。華麗な引退の花道の先には、JRA・GI単独最多の8勝と歴代賞金王が見えている。
「意識はしています。塗り替えられるものは全て塗り替えてあげて、(種牡馬生活を送る)北海道に送ってあげたい」
清水久師の口調に、力がこもっていた。記憶にも、記録にも残るレースを見せてきた日本の総大将。多くの人の夢を乗せて、前人未到の領域へ駆けていく。 (山口大輝)
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