中央競馬ニュース

【凱旋門賞】サトノダイヤモンド15着惨敗

 0   4   2,111
シェアする  x facebook LINEで送る
【凱旋門賞】サトノダイヤモンド15着惨敗

 日本馬にまったく風は吹かなかった。フランスのシャンティイ競馬場で1日(日本時間同日深夜)に行われた「第96回凱旋門賞」(GI、芝2400メートル)に挑んだ栗東・池江厩舎のサトノダイヤモンド(牡4歳)とサトノノブレス(牡7歳)は惨敗し、悲願は持ち越しとなった。優勝したのは、英国の3歳最強牝馬エネイブル(J・ゴスデン厩舎)。ランフランコ・デットーリ騎手(46)は単独最多の5勝目となった。

 レース当日の雨でシャンティイの芝はさらに湿り、持ち前の切れ味を発揮することはできなかった。直線半ばから、サトノダイヤモンドに待ち受けていたのは世界の厚い壁。突き抜けるだけのエネイブルとは対照的に、サトノノブレスとともにズルズルと下がっていくだけだった。

 「(馬の)状態は良くなっていたけど、道中はやはり馬場を気にしていた。日本にこんな馬場はない。ダイヤモンドにこの馬場への適性はなかった」と、ルメール騎手がうつむく。

 フォワ賞の思わぬ4着でその予兆はあった。しかも中間にかなりの雨が降り、枠はシャンティイの12Fで不利な(13)番。正直、手の打ちようがなかったか。

 池江調教師も、「最初から走りにくそうにしていましたね。状態面はベストに近かったが、馬場が合わなかった。息の入りはスムーズでクリアでしたが…」と肩を落とした。

 ショックすぎる15着に今後のことはすべて白紙に。ただ、あきらめていては栄光は永久につかめない。

 「悔しくて情けない気持ちでいっぱいで、申し訳ない。でも、(凱旋門賞は)チャレンジし続けなければ勝てないレース。馬場が合う年も合わない年もある。モンスターがいるときもいないときもある」。また、挑戦のときを待つだけだ。(夕刊フジ)

この記事はいかがでしたか?
ナイス (4)
 ナイス!(4

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る