まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
秋競馬のシーズンがいよいよ本格的に到来。今週末には国内外で注目のGIが行われる。仏シャンティイ競馬場では、国内で馬券も発売される凱旋門賞(10月1日、GI、芝2400メートル)に、サトノダイヤモンド(栗東・池江泰寿厩舎、牡4歳)とサトノノブレス(同、牡7歳)が挑戦。2頭を管理する池江泰寿調教師(48)が、サンケイスポーツに独占手記を寄せた。前哨戦を振り返るとともに、凱旋門賞制覇にかける思いなどをつづり、その胸中を激白する。
10日に行われた凱旋門賞の前哨戦・フォワ賞で、サトノダイヤモンドは4着でした。4コーナーで勢いがつかず、ラスト150メートルあたりで脱落。想定の範囲内ではありましたが、気がかりな点があります。
敗因を探ると、確かに休み明けで7~8割の仕上げでしたし、日本で経験したことがないような重たい馬場の影響もありました。ですが私には、他に目に見えない理由が隠れている気がしてなりません。前走だけでなく、2走前の天皇賞・春(3着)も、競馬で最も大事なラスト1ハロンでトップスピードに乗れなかったからです。
その理由を突き止め、対策を立てるのが調教師の仕事です。普段の様子を見る限り、運動器系の疾病ではなく、メンタル面の問題でもなさそう。ただ、フォワ賞から凱旋門賞まで3週間しかなく、気持ちは焦るばかり。“もとのサトノダイヤモンドに戻したい”。今はその一心で取り組んでいます。
今年の凱旋門賞は、GI4連勝中のエネイブルが、能力的に突出しています。ただ、フランスは走ったことがなく、ローテーションも厳しいので、付け入る隙が出てくるかもしれません。レースのイメージは、エネイブルやハイランドリールなどを前に見る形。ペースが遅くなりそうなら、僚馬のサトノノブレスに引っ張ってもらいます。前哨戦でシャンティイの重たい馬場を経験できたのは収穫ですし、負けたことで本番はマークされにくくなる面もプラスでしょう。鞍上のクリフトフ(ルメール騎手)が、コースを熟知しているのも心強い限り。できれば良馬場で、内めの枠がほしいですね。
私自身、凱旋門賞は3度目の参戦。オルフェーヴルで挑んだ2012、13年に連続2着だっただけに、当然リベンジという気持ちがあります。ダイヤモンドはオルフェよりも完成度が少し遅いぶん、調教の強度も10%くらい軽くしているのですが、気性的には扱いやすく、調整自体は順調にきています。過去に、フォワ賞で大きく負けて凱旋門賞で巻き返した馬はほとんどいないそうですが、私はあまりデータを気にしません。昨年の菊花賞や有馬記念のような万全のデキで、本来のダイヤモンドの走りができれば、通用していいはずです。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|