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【スプリンター】レース展望
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中山開催は最終週を迎え、日曜メインに秋のGIシリーズ第1弾のスプリンターズS(10月1日、芝1200メートル)が行われる。ロードカナロアが引退して以来、絶対王者が不在のスプリント界。激動の時代らしく、今年も実力伯仲のメンバーがそろった。GI馬はここが秋初戦という馬がほとんどで、「休み明けの実績馬」VS「夏の上がり馬」という秋競馬ならではの構図が面白い。どの馬からいっても馬券的に妙味がありそうだ。
前年覇者のレッドファルクス(美浦・尾関知人厩舎、牡6歳)は当時と同様に休み明けでの参戦。春3戦の疲れを夏の休養で癒やしてぶっつけで臨むのは、予定通りのローテーションだ。帰厩後は意欲的な調教を消化。21日の美浦での1週前追い切りではWコースで長めからびっしり追われ、6ハロン80秒9、3ハロ36秒8-13秒1の好時計をマーク。僚馬ステイパーシスト(1600万下)を4馬身追走し、4コーナーでは外を回って併入としっかり負荷をかけられ、着々と態勢は整いつつある。
あとは決してベストではない中山芝1200メートルの克服が鍵。ダート戦と香港スプリントを含め、左回り【8・2・3・5】に対し、右回りは【1・0・0・3】と陣営もサウスポーと認識してレース選択をしているが、最近は前年のスプリンターズSや実績のなかったマイル戦の安田記念でも3着に奮闘するなど、守備範囲をどんどん広げている。6歳を迎えても充実しているのは明らかで、1990年のGI昇格後、サクラバクシンオー(93、94年)、ロードカナロア(2012、13年)に次ぐ史上3頭目の連覇が期待できる。
今春の高松宮記念を勝ったセイウンコウセイ(美浦・上原博之厩舎、牡4歳)も同一年のスプリントGI連覇がかかる。達成されれば、96年フラワーパーク、01年トロットスター、09年ローレルゲレイロ、13年ロードカナロアに次ぐ5頭目の快挙となる。高松宮記念以来2カ月半ぶりの出走となった前走の函館スプリントSは超ハイペースに巻き込まれて4着に終わったが、大崩れはせず、走破タイムは自己ベストの1分7秒3で高速決着にも対応できたのは収穫だった。唯一、気掛かりなのは2カ月以上の休み明けで【0・1・0・3】と成績がひと息な点。それも2週連続、美浦Wコースでラスト1ハロン12秒3と好反応を見せている現状なら、問題ないかもしれない。
GI初挑戦のダイアナヘイロー(栗東・福島信晴厩舎、牝4歳)からも目が離せない。降級した6月の500万下から破竹の4連勝で前走の北九州記念を制覇と、今回のメンバーでは勢いはナンバーワンだ。下級条件から連勝して一気にGIを手にした馬にはタマモクロス(400万下=現500万下=から6連勝で天皇賞・春を制覇し、その後宝塚記念、天皇賞・秋まで8連勝)、アロンダイト(未勝利戦から5連勝でジャパンCダート優勝)がいる。来年2月いっぱいで定年を迎える福島調教師に悲願のGIタイトルをプレゼントできるか-。
ファインニードル(栗東・高橋義忠厩舎、牡4歳)もこの春から夏にかけて一気に力をつけてきた上がり馬。重賞初制覇となった前走の産経賞セントウルSは3番手から楽に抜け出しての完勝だった。今年に入ってからは直線が平坦なコースで【0・1・0・3】に対し、直線に坂があるコースでは3戦3勝のパーフェクト。ゴール前に急坂が待ち受ける中山芝1200メートルは願ってもない舞台だろう。
昨年の高松宮記念をコースレコードで制したビッグアーサー(栗東・藤岡健一厩舎、牡6歳)も忘れてはいけない。同一年スプリントGIダブル制覇がかかったスプリンターズSで12着に大敗して以来リズムが狂ったが、父サクラバクシンオーから受け継いだ迫力満点の馬体とスピードは今回のメンバーでも最上位だ。アクシデント続きで今年未出走と厳しい状況でも、態勢さえ整えば侮れない。
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