最新競馬ニュース

【朝日杯FS】キングダム、伸び&反応抜群


©サンケイスポーツ


 1,123  0  0

【朝日杯FS】キングダム、伸び&反応抜群

 デビュー2連勝で東スポ杯2歳Sを優勝したローズキングダムは、栗東ポリコースでラスト11秒2と抜群の切れを見せ、僚馬に1馬身先着を果たした。

 追い切りを終えて引き上げてきた小牧太騎手の輝く笑顔と、その言葉がローズキングダムのすべてを表していた。

 「“小牧、ほれぼれ”と書いておいてください。追い切りは言うことなし。ゴール前まである程度、気を入れながら行って(ラストの)伸び、反応とも抜群」と主戦が声を弾ませた。

 ポリでナイスミーチュー(牡2未勝利)と併せて、6ハロンでは3馬身追走。軽やかなフットワークで5ハロン過ぎに外から並びかける。リラックスした走りでラップを刻み、直線半ばで軽く仕掛けられると、空気を切り裂くように伸びて1馬身先着。ラスト11秒2(6ハロン81秒8)の極上のフィニッシュだ。

 橋口調教師も「ちょっと追いかけ、5ハロンから並びかけるのは予定通り。(その後は)ジョッキーの判断に任せた。反応は良かったね」と満足そうにうなずいた。

 新馬を勝って挑んだ前走の東スポ杯2歳S。好位から進め、直線ではトーセンファントムに一度かわされたが、差し返して重賞初V。「勝負根性はすごいし、能力は相当高い」とトレーナーは絶賛。小牧も「ああいう競馬で心臓(精神面)が鍛えられ、さらに強くなる」と力を込めた。

 “バラ一族”と評される血統。ただ、ファミリーで重賞15勝したが、GIはキングダムの母ローズバドの2着3回が最高。地方所属時の小牧がJRA重賞初勝利(01年フィリーズレビュー)を飾ったのがローズバドという縁もある。JRAに移籍した04年の朝日杯FSでは、同じ橋口厩舎の1番人気ペールギュントで3着と苦杯をなめた。

 「脚を余して負けた。オレ以上に小牧騎手も期するところがあるだろう」と橋口師。小牧も「スピードもあるので中山の1600メートルも大丈夫」と胸を張る。来春の主役へ、人馬一体となり師走の中山を駆け抜ける。(森本昭夫)

 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月14日()
皐月賞 G1
アンタレスS G3
4月13日()
中山GJ G1
アーリントン G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る